スプレッドとは?FXの手数料を抑えて「お得」に取引する方法

FXのスプレッドとは? 基礎知識

スプレッドとは、ズバリFXの実質的な取引コストのことを意味します。

FXトレーダー エフ男
エフ男

FXって取引手数料無料じゃなかったの?

FXでは実際、このスプレッドによって間接的に手数料が発生しているのです!

スプレッドはFX口座によって大きく異なるため、自分が使用している口座のスプレッドを把握しておかないと知らず知らずのうちに大損してしまいますよ。

「とりあえず取引コストが安いFX口座を教えて!」という場合は、こちらへどうぞ!

スプレッドの意味や仕組み

スプレッド(spread)=取引コスト

スプレッド(spread)とは、英語で「」や「広さ」を意味します。

FXでは「買値」と「売値」の差のことを意味し、この差が実質的な取引コストとして各FX会社から差し引かれています。

よくテレビなどのニュースで、

FXニュースの人
ニュースの人

東京外国為替市場の円相場は、1ドル110円20銭〜24銭の間で取引されています

…なんて聞きますよね。

これはドルを売る場合が1ドル=110円20銭、買う場合が1ドル=110円24銭という意味。

この差のことをスプレッドといい、スプレッドが狭いほど利益が出しやすくなります。

スプレッド勉強中の人
エフ男

つまり、私たちが買うときはちょっとだけ高い値段売るときはちょっとだけ安い値段で売買して、その差額をFX会社が手数料として差し引いてるということですね

FX取引画面のスプレッド表記

FXの取引画面では、たいてい売値(BID)と買値(ASK)の間にスプレッドが表記されています。

上の画像はトレイダーズ証券みんなのFXの取引画面のものですが、この場合はスプレッド0.3銭という意味です。

FX会社によってスプレッドは大きく異なるのですが、この0.3銭が業界最狭水準です。詳しくは「スプレッド比較一覧表」をご覧ください。

「手数料無料」=「売買手数料が無料」

スプレッドを学ぶ人
エフ男

な〜んだ、FX会社の言う「手数料無料」ってウソだったのかぁ…

FXでは取引コストを「売買手数料」と「スプレッド」の2つに分けて考えます。「手数料無料」を掲げているFX会社は「売買手数料」が無料という意味。

どこのFX会社でもスプレッドという形で実質的には手数料が発生しているのです。

そうでないと、「FX業者の人、どうやって生活してるの?!」って話ですもんね。

ちなみに現在「売買手数料」はどこのFX会社も無料なのが一般的なため、特に大きなメリットであるとはいえません。

FXの手数料は外貨預金より良心的

しかしながら、このスプレッドという仕組みは外貨預金にもあり、買値と売値の差が取引コストとして差し引かれます。

しかしこの外貨預金の取引コスト、FXよりかなり高いのです。

 外貨預金FX
取引コスト1円0.003円(0.3銭)
取引時間営業時間内24時間
決済時間満期時 or 解約時24時間
金利(スワップ)満期時 or 解約時毎日
安全性預金保険制度の対象外信託保全あり

こちらは一般的なFXと外貨預金を比較した表です。

例えば都市銀行で外貨預金する場合、往復2円ほどコストがかかってしまうのが一般的。

外貨預金の方が安心安全なイメージがありますが、実はFXのスプレッドの方が低コストなんですよ。

さらに!外貨預金は預金保険制度の対象外ですが、 FXでは信託保全が法律で義務付けられています。

意外かもしれませんが、FXの方が資金の安全性も優っているのです。

スプレッドを勉強する人
エフ男

外貨預金って安心・安全なイメージでしたが、実はFXの方が儲けやすいんですね

要注意!スプレッドは「原則固定」でも変動する場合がある

スプレッドはFX会社によって「原則固定」と「変動制」の2種類があります。

「スプレッド0.3銭原則固定」のFX会社がスプレッドを固定しているのは、あくまで原則。実は為替レートが急変しているときなどは、スプレッドが広がることもあるのです。

特に以下のような場合、スプレッドが変動しやすいので注意しましょう!

1. 取引している人が少ないとき

取引をしている人が少ない時間帯は、スプレッドが広がりやすい傾向にあります。

日本時間だと、NY市場が閉まる早朝5:00~8:00あたりの時間帯、またゴールデンウィークなどの連休中などがこれに当たります。

FXの取引時間については「FXの取引時間は?土日は休み?月曜の早朝だけできる必勝法も大公開」を参考にしてみてくださいね。

2. レートが急激に変化したとき

重大ニュースが発表されたときや大きな事件が発生したとき、為替レートが大きく変動します。

為替レートが大きく変動するときは取引参加者も急増するのですが、このような場合もスプレッドが広がる可能性が高いです。

例えば2019年1月3日の午前7時過ぎ、米ドル/円が108円→104円まで大暴落したのですが、多くのFX会社でめちゃめちゃスプレッドが拡大しました。

ここまでスプレッドが広がることはあまりないのですが、取引中の通貨ペアに関する経済指標は定期的にチェックしておきましょう!

特に毎月第一金曜日米国の雇用統計が発表される際は要注意です。

3. FX会社のカバー先が少ない場合

私たちトレーダーは、以下のようにFX会社に仲介してもらう形でトレードしています。

私たち ⇄ FX会社 ⇄ 銀行

このときFX会社の取引先金融機関が少ないと、大きな値動きがあった場合に銀行から有利な価格で買い取ることができません

カバー先の金融機関が少ない場合、FX会社自体の損失を防ぐためにスプレッドが広がることがあります。また、スリッページ(注文価格と約定価格がズレること)もしやすくなるので要注意です。

思わぬ損失を防ぐためには、なるべくカバー先金融機関が多いFX会社を選ぶのがおすすめですよ。

以下、カバー取引先数の一覧です。

FX会社カバー取引先数詳細
外貨ネクストネオ26詳細
LION FX23詳細
GMOクリック証券19詳細
FXプライムbyGMO15詳細
LIGHT FX
10詳細
みんなのFX10詳細
DMM FX9詳細
外為オンライン8詳細
FXブロードネット7詳細
SBI FXトレード2詳細
2019年4月時点

ご覧の通り、カバー先の数は外為どっとコムが業界トップクラスです。

4. 元々スプレッド原則固定が時間限定の場合

FX会社の中には、スプレッドが原則固定なのが特定の時間帯限定のところもあります。

岡三オンライン証券の岡三アクティブFXはスプレッドの狭さを大々的に宣言しているのですが(米ドル/円で0.4銭なので元々そんなに狭くない)、実は午前9:00〜翌午前1:00の時間限定だったりもします。

トレイダーズ証券のみんなのFXも初心者におすすめのFX口座なのですが、スプレッドが狭いのは午前8:00〜翌午前5:00の間。

早朝の3時間だけは、若干スプレッドが広がっている可能性があるので注意してくださいね。

スプレッド一覧で見かける「pips(ピップス)」とは?

エフ男
エフ男

そういえば、スプレッド比較表で「銭」じゃなくて「pips」って表示されてる部分があったけど、pipsって一体なんなの?

pips(ピップス)とは、通貨ペアごとの統一単位のことです。

米ドル/円や/ポンド円など、対円の通貨ペアでは、スプレッドが「」で表記されていますが、ユーロ/米ドルやポンド/米ドルなど対円以外の通貨ペアの場合、この「pips」でスプレッドが表記されます。

対米ドル(後ろに米ドルがくる)通貨ペアの場合、「1pip(s)=0.01セント」です。

pipsの「s」は複数形のsのため、単数の場合正確にはpipsではなく「pip」です。

スプレッドまとめ

  • スプレッド=実質的な手数料
  • スプレッドが狭ければ狭いほど利益が出しやすくなる
  • 取引コストを安くしたい場合、スプレッドが狭いFX会社がおすすめ
  • 「原則固定」でも変動する場合がある
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