通貨ペア数 | 24ペア |
最小取引単位 | 1000通貨(※) |
取引手数料 | 無料 |
取引ツール | |
スプレッド | |
スワップポイント |
GMOインターネットグループのGMO外貨は、少額取引できてスワップポイントも高水準!初心者〜上級者までおすすめのFX会社です。
大手のGMOインターネットグループってだけで、なんだか安心感があるっすね
GMO外貨のFX口座「外貨ex」のメリット・デメリットをまとめてみると、こんな感じ。
- 少額から取引可能(例外あり)
- スキャルピングも公認
- スマホアプリが抜群に使いやすい
- 米ドル/円のスワップポイントが高い
- MT4チャートも使える
- 外貨でも受け取り可能
- スプレッド原則固定に時間制限あり
- ニュース情報がちょっと少なめ
- サービスがしれっと終了していることが多い
GMO外貨のFX口座「外貨ex」、その他の取引サービスも含めメリット・デメリット掘り下げて解説します。
GMO外貨(外貨ex)のメリット 6つ
少額から取引OK(ただし例外あり)
DMM FXなどは最小取引単位が1万通貨のため、取引に最低でも約4万円ほどの資金が必要となってしまいます。
初めての取引でいきなり4万円は、結構勇気がいりますよね…
一方、外貨exではその10分の1である約4000円で取引可能!「なるべく少額で取引したい」という場合に最適ですよ。
ただし、少額できる通貨ペアには一部例外があり、中国人民元・香港ドル・トルコリラ・メキシコペソ・南アフリカランドの最小取引単位は1万通貨です。
初心者の方がいきなりこれらの通貨を取引することはあまりないかと思いますが、取引する際は念のため気をつけてくださいね。
米ドルやユーロで少額取引できるなら、初心者には全然問題ないっすね
もし上記の通貨でも少額から取引したいのなら、外貨exではなくみんなのFXを利用することをおすすめします。
みんなのFXなら、取り扱っているほぼ全通貨ペアで1000通貨単位で取引できます。
超貴重!スキャルピングも公認している
外貨exでは、スキャルピングも公認しています。
スキャルピングを禁止しているFX口座は多く、むしろ公認しているところの方が少ないので非常に貴重な存在です。
ヒロセ通商のように「スキャル大歓迎!」という感じで大々的には宣伝していないので気づきにくいですが、GMO外貨公式サイト内の取引ツールの説明にも、以下のように明記されています。
「ワンタッチ全決済」からは通貨毎全決済も行えるので、スピーディにスキャルピングを行う事が可能です。
遠回しに「スキャルしても問題ないよ〜」って教えてくれてる感じですね
外貨exの場合はさりげなく公認している程度ですが、ヒロセ通商の場合はスキャルピングを大歓迎しています。
もしスキャルピングをするのであれば、ヒロセ通商が最もおすすめです。
取引ツール・アプリが使いやすい
外貨exは取引ツールも使いやすく、特にスマホアプリに定評があります。
Twitterなどでプロトレーダーの方がチャートのスクリーンショットを投稿していることがありますが、外貨exのアプリを利用している割合が非常に高いです。
ドル円、ここから上は買いたくないけども( •ө• ) pic.twitter.com/8xkT2ktUae
— 羊飼いFX◆※今日から本気出す (@hitsuzikai) 2018年9月11日
米ドル/円などのスワップポイントが高い
外貨exは米ドル/円などのスワップポイントが高いのが特徴。業界最高水準です。
また、2020年3月よりトルコリラ/円やメキシコペソ/円の取り扱いを開始しました。
ただし、トルコリラ/円・メキシコペソ/円ともに最小取引単位が1万通貨のため、初心者の方は気をつけてくださいね。
もし初めてトルコリラ/円やメキシコペソ/円をする場合は、トレイダーズ証券のみんなのFXがおすすめ!
みんなのFXなら、トルコリラ/円やメキシコペソ/円でも1000通貨から取引ができます。
MT4チャートが使える(Macにも対応)
外貨exでは、MT4(メタトレーダー4)のチャートも利用できます。MT4とは、世界中で広く使われているFX取引ツールのこと。カスタマイズ性に優れていて自動売買などもできることから、中上級者に愛用されています。
外貨exのMT4チャートは、WindowsだけでなくMacでも利用可能!しかしながら、チャート機能のみに対応しているため、実際の売買は通常の取引ツールで行うこととなります。
実際の売買ができないなら、MT4での分析方法を勉強するときも、誤発注の心配がなくてガンガンいじれますね
海外旅行に便利!外貨での受け取りも可能
外貨exでは、取引している通貨を外貨のまま受け取ることができます。
外貨ショップや銀行で両替するよりも、格安の手数料で外貨が手に入れられておすすめですよ。
外貨受け取りに対応しているのは、米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・NZドル・カナダドル・スイスフラン・香港ドルの8通貨です。
外貨exはスワップポイントが高いんで、「普段はスワップポイントをコツコツ貯める→必要なときに外貨で受け取り」ってのも良いかもね
GMO外貨(外貨ex)のデメリット 3つ
早朝はスプレッド原則固定の対象外
外貨exの米ドル/円のスプレッドは、0.2銭(原則固定)!1000通貨単位で取引できるFX口座には珍しくスプレッドも最狭水準です。
が、しかし!スプレッドが原則固定なのは9:00~翌3:00の間のみ。それ以外、早朝の数時間は広がっている可能性があるので注意してくださいね。
う〜ん…そんなら、他のFX口座の方が安心なのかなぁ?
ただし!外貨exに限らず、少額取引できるFX会社はスプレッドが広くて取引コストが多くかかったり、スプレッドとは別に取引手数料が発生することも少なくありません。
例えば、外為オンラインの場合は米ドル/円のスプレッドが1.0銭(原則固定)です。
また、岡三オンラインの場合は、米ドル/円のスプレッド0.4銭(原則固定)で外貨exよりもスプレッドが広く、さらに適用時間も9:00〜翌1:00と短いです。
それぞれ公式サイトに大きく書いてないから気づきにくいけど、こういうデメリットが潜んでる会社って結構多いんですね
外貨exのスプレッド原則固定に時間制限があるのは、大きなデメリットとは言えないでしょう。
為替関連のニュース情報が少ない
取引ツールのニュース情報が少なめなのも、外貨exのちょっとだけ残念なところ。
ただし、この点は外為どっとコムなどニュース機能が充実している他の口座で補うこともできるので、こちらも大きなデメリットとは言えないでしょう。
反対に外為どっとコムは、(外貨exに比べると)スマホアプリがちょっと物足りないというデメリットがあるため、一緒に持っておくと相互のデメリットを補完し合うことができて便利ですよ。
サービスがしれっと終了していることが多い
GMO外貨って、何かしらのサービスが終了するときに公式サイト上でアナウンスなし or めちゃめちゃ目立たない箇所にチラッとだけ掲載してサービス終了しちゃうことが多いんですよね…。
具体的には、どんなサービスが終了しちゃったんだい?
下記、近年GMO外貨で終了したサービスです。
C-NEX(スキャルピング向けFX口座)
GMO外貨には「外貨ex」のほか「C-NEX」というスキャルピング向け口座がありました。
C-NEXは、インターバンクに直結しているためスプレッドも狭く、取引数量の上限もないため大量注文ができましたが、C-NEXは採算面などの理由から2019年11月8日にサービス終了しました。
ただし前述の通り、GMO外貨では外貨exでもスキャルピングを公認していますので、まずは外貨exで取引してみることをおすすめします。
リピートトレール注文(自動売買)
GMO外貨も一応リピートトレール注文という自動売買に対応していましたが、2019年12月21日にサービス終了しました。
もし自動売買がしたい場合は、みんなのシストレやトライオートFXなどGMO外貨以外のFX会社を利用することをおすすめします。
Tポイント付与
以前までGMO外貨では、取引状況に応じてTポイントが貯まりましたが、2020年1月取引分をもって終了しました。
PayPay投信(投資信託)
GMO外貨では投資信託もできましたが、2022年9月30日にサービス終了しました。
GMO外貨(外貨ex)のキャッシュバック・キャンペーン
GMO外貨では、なんと最大1,000,000円のキャッシュバックを実施中!以前は27,000円キャッシュバックでしたので、口座開設するなら今がチャンスです。
キャッシュバック額を大々的に宣伝しているDMM FXでも300,000円ですから、なかなかの大盤振る舞いっすね
キャッシュバック・キャンペーンの詳しい内容は、GMO外貨(外貨ex)公式サイトで確認してみてくださいね。
GMO外貨(外貨ex)の口座開設は手間いらず
なかなか入力が面倒なイメージの口座開設フォームですが、GMO外貨(外貨ex)の口座開設フォームではYahoo! JAPANのアカウントを利用して一括入力が可能です。
「Y!ログインして自動入力」のボタンを押すだけで氏名・住所・メールアドレスなどを入力してくれるので、3分もあれば入力が完了します。
GMO外貨(外貨ex) FX以外のサービス
GMO外貨では、これまで紹介してきた「外貨ex」以外にも魅力的なサービスを提供しています。
「オプトレ!」…バイナリーオプション
GMO外貨では、「オプトレ!」というバイナリーオプション口座も利用可能。
オプトレ!では、8通貨ペアに対応。米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円、ユーロ/米ドル、豪ドル/円、NZドル/円、英ポンド/米ドル、豪ドル/米ドルで取引できます。
この8通貨ペアというのは、国内のバイナリーオプション業界で最多水準なんですよ。参考までに、トレイダーズ証券のみんなのオプションが対応しているのは4通貨ペアだけです。
さらにオプトレ!では、一般的な取引方法のラダーオプションに加え、レンジオプションでも取引可能。
レンジオプションができるのは、オプトレ!のほかみんなのオプションなど限られた業者のみですので、なかなか貴重な存在です。
一般的なラダーオプションでは、目標レートを選び、その上下どちらにいくかを予測します。
一方、レンジオプションはレンジ(値幅)を決めて、判定時刻にレンジ内に収まるかどうかを予測しますので、相場にトレンドがない状況でも使いやすい取引方法です。
オプトレ!はFX口座の外貨exと自動的に同時開設されますが、バイナリーオプションに興味がない場合は放置しておいてもOKです。
GMO外貨株式会社の安全性・信頼性
会社名 | GMO外貨株式会社 (英訳名:GMO Gaika, Inc. ) |
登録 | 金融商品取引業登録、関東財務局長(金商)第271号 |
資本金 | 4億9千万円 |
所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス(地図) |
GMO外貨株式会社は、GMOインターネットのグループ企業。
私たちトレーダーの資産は、三井住友銀行、みずほ信託銀行、SBIクリアリング信託に信託保全しており、万が一GMO外貨株式会社が倒産するようなことがあっても、我々トレーダーの資金が返還される仕組みになっています。
また、GMO外貨株式会社はFX会社の安全性を示す指標のひとつ、自己資本規制比率が高いのも特徴です。
実はGMO外貨株式会社は、2021年9月26日まではワイジェイFX株式会社という社名、FX口座も「YJFX!」という名称でした。
2020年秋からヤフー関連のサービスがPayPay(ペイペイ)ブランドに統一されることになり、実は元々YJFX!も「PayPay FX」にサービス名が変更、会社名もワイジェイFX株式会社から「PayPay FX株式会社」に変更予定だったのです!
ぺ、PayPay FX…!なんかちょっと違和感がありますね…
…が、しかし!GMOフィナンシャルホールディングス株式会社に買収されることが決まり、「外貨ex byGMO株式会社」という社名に変更されました。
そしてその後、2023年7月に「GMO外貨株式会社」に変更されたという流れです。
わりと普通な社名で一安心…ですが、GMOクリック証券とか、GMO関連のFX口座増え過ぎですなぁ〜
「GMO」がつくFX口座は複数ありますが、それぞれ特徴は異なります。GMOクリック証券の詳細は下記のページをご覧ください。
まとめ
外貨exは「初心者だけ」に特化していないのが嬉しいなぁ〜!
初心者だけに特化した口座の場合は、いずれ取引ツールやスプレッド面などで物足りなくなってきてしまいますが、外貨exではそういった心配もありません。
もし迷っている場合は、一度利用してみるのがおすすめですよ。