FXの練習したいんだけど、何かいい方法ないかなぁ…デモトレードでもしてみようかな
ヒロセ通商など、一部のFX会社では実際の取引と似たような環境でバーチャル体験できるデモ口座を用意しているところもあります。
ただしこのデモ口座、あくまで似たような環境なだけであって、実際のFX取引と異なる点も多々あるので要注意ですよ。
デモ口座が利用できるFX会社一覧のほか、デモトレードと本番の取引の違いについても解説していきます。
デモトレードと本番のFX取引の違い
結論からお伝えしておくと、デモトレードはFXの練習にはなりません。
…というのは、完全にFX初心者あるあるです(かつての私もそうでした)。
デモトレードでは自分のお金を使用しないため、失敗しても失うものは何もありません。
そのため、どんなに為替相場が急変しているときでも恐怖心を持つことなく取引できてしまうのです。
実際にFX取引したことのない方はピンと来ないかもしれませんが、投資の世界では精神面で勝敗が分かれることが多々あり、相場に関する心理学本がベストセラーになっているほどです。
デモトレードで儲かったからといって、本番で勝てるとは限らない…というか、勝てないことの方が多いことを把握しておく必要があります。
デモトレードの意外な盲点が、約定力などの取引条件です。
色んなFX会社のデモトレードを試してみると、「いやいや、実際こんなに約定率高くないだろwww」というところも少なくありません。
FXを一度もしたことがない方がデモトレードをすると、こうしたFX会社側の罠にハマる可能性もあるので要注意です。
また、DMM FXのようにデモ口座の資金が少なくなると、自動でジャンジャン入金されてしまうところもあります。
自動でどんどん資金が増えるとは…!大富豪感を味わいたいときには良さそうですね
デモトレードはFX自体の練習にはなりませんが、上手に使えばとても便利な仕組みです。
おすすめのデモトレード活用法は、取引画面の操作方法を学ぶこと。あくまでバーチャル体験なので、それ以上の利用はおすすめできません。
FX会社によって取引画面の仕様が異なっているので、注文方法などを確認するのには便利です。
確かに慣れないうちは、誤発注しちゃうこともありますもんね
FXの口座開設から実際に利用できるまでは約2〜3日かかりますので、その間にデモトレードを利用してみるのがおすすめですよ。
FX自体の経験がない方は、ヒロセ通商で口座開設→デモトレードで取引ツールの使い方を確認してみましょう。
一般的なFX口座は取引に最低でも4万円ほどの資金が必要ですが、ヒロセ通商なら約4000円(1000通貨)で取引できるため、初めて口座開設&取引の練習をするのにぴったりですよ。
デモトレードは実際にそのFX会社を利用する予定がない場合は、利用してもあまり意味がありません。
デモトレードは本番の取引とは諸条件が異なるため、FXの練習にはなりませんし、FXが儲かるかどうかの指標にもなりません。
デモトレードをゲーム感覚で繰り返していると、逆効果にもなり得ますので注意してくださいね。
おっけい!前置きはこのくらいにして、そろそろデモトレードできるFX会社を教えてちょ
バーチャル体験!デモトレード対応のおすすすめFX口座一覧
FX会社 | 期間 | デモ対応 | 詳細 |
---|---|---|---|
3か月 | PC・スマホ | 詳細 | |
30日 | PCのみ | 詳細 | |
90日 | PC・スマホ | 詳細 | |
無期限 | PC・スマホ | 詳細 | |
無期限 | PC・スマホ | 詳細 | |
無期限 | PC・スマホ | 詳細 | |
無期限 | PC・スマホ | 詳細 | |
3か月 | PC・スマホ | 詳細 | |
無期限 | PC・スマホ | 詳細 | |
30日 | PCのみ | 詳細 | |
30日 | PCのみ | 詳細 | |
3か月 | PCのみ | 詳細 | |
30日 | PC・スマホ | 詳細 | |
1か月 | PC・スマホ | 詳細 |
FX会社にもよりますが、名前やメールアドレスなどを入力すれば登録完了!登録したらすぐにデモトレードが始められます。
PC・スマホ両方でデモトレードできるおすすすめFX口座
▼ヒロセ通商【土日もデモ取引可能】
ヒロセ通商のデモ口座は、PC&スマホに対応!仮想レートを使用しているため、土日も利用可能です。
仮想レートとはいえ、土日にゆっくり試せるのは嬉しいですなぁ〜
▼外為どっとコム
外為どっとコムでも、PC・スマホともにデモ体験可能。後ほど紹介する外為オンラインと名前が似ていますが、全くの別会社です。
▼アイネット証券
アイネット証券でも、PCでもスマホでもバーチャル体験が可能!ループイフダンというリピート型の自動売買も利用できます。
アイネット証券のデモ口座は無期限で利用できるので、まずは登録しておいて時間があるときにゆっくり試すこともできますよ。
▼ FXブロードネット
FXブロードネットでは、ループイフダンと同じくリピート型自動売買のトラッキングトレードもデモ体験できます。
アイネット証券とFXブロードネットの両方でデモ登録して、ループイフダンとトラッキングトレードを比較してみるのも面白いかもしれませんね
なお、FXブロードネットのデモ口座も無期限で利用できます。
▼IG証券
IG証券では、FXだけでなくCFDやバイナリーオプション、ノックアウトオプションもデモ取引できます。
1度登録するだけで色んな投資がデモ体験できるなんて、なんだかお得感がありますなぁ〜
▼外為オンライン
外為オンラインでは、PCだけでなくスマホやタブレットの取引アプリもデモ体験できます。
外為オンラインでは、デモ口座を開設すると自動売買のiサイクル2取引が自動発注されます。
ちなみにデモ取引でもiサイクル2取引の自動発注確認メールがバンバン届くので、デモ口座では普段あまり利用しないメールアドレスを登録するか、デモ登録後に管理画面から通知をオフにしておくのがおすすめ。
ちなみにデモ口座に利用期限はないのですが、1か月程度利用がないと口座が閉鎖される場合があります。
…と公式サイトには説明があるのですが、実際に私がデモ口座を3か月ほど放置してみたところ、普通にログインできました。
▼JFX【土日もデモ取引可能】
JFXでも、PC・スマホともにデモ体験可能です。また、ヒロセ通商と同じく土日でもデモトレードができます。
▼ひまわり証券
アイネット証券と同様、ひまわり証券もループ・イフダンという自動売買を取り扱っていますが、仕様はアイネット証券とほぼ同じ。
とはいえ、ひまわり証券はアイネット証券からライセンスを受けているため、決してパクったわけではありません。
ひまわり証券では、自動売買のループ・イフダンのほか、裁量取引のひまわりFXもデモ体験が可能。PC・スマホともに対応しています。
さらに、自動でチャート分析してくれるツールもデモ体験できます。
▼GMO外貨
GMO外貨(外貨ex)でも、PC&スマホでデモトレード可能です。取引ツールも非常に使いやすく、デモトレードをしたら口座開設せずにはいられなくなります(たぶん)。
▼岡三アクティブFX【土日もデモ取引可能】
岡三アクティブFXは、スプレッドやスワップポイントなどのバランスが(そこそこ)良いFX口座なのですが、決定的なメリットに欠ける感じです。
岡三アクティブFXのデモ口座も土日も利用可能ではあるのですが、使いやすさなどはイマイチです。
もし土日にデモ取引したいのであれば、ヒロセ通商のデモ口座をおすすめします。
▼ DMM FX
DMM FXは「プレミアチャート」という機能のみデモ対応していませんが、その他の取引ツールはデモ体験可能です。
デモトレードの資金は500万円に設定されていますが、トレード中に純資産額が50万円未満になると自動的に500万円が追加で入金されます。
きちんと資金を把握しておかないと、実際は大損しているにもかかわらず「あれ、オレFXの天才なのかも?!?」的な感覚に陥るので要注意です。
PCでデモトレードできるおすすすめFX口座
▼みんなのFX
トレイダーズ証券みんなのFXは以前はずっとデモ口座がなかったのですが、ついに2019年11月6日にからデモ取引できるようになりました。
▼セントラル短資FX
セントラル短資FXでは、自動売買「セントラルミラートレーダー」のデモ体験ができます。
デモ体験とはいえ、仮想資金が無くなった時点で取引できなくなるため、より現実感を持って取引できておすすめです。
▼GMOクリック証券
GMOクリック証券ではスマホアプリのデモ体験ができませんが、PC版の取引ツールではデモトレード可能です。
▼ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF)
ゴールデンウェイ・ジャパン(旧:FXトレード・フィナンシャル)では、MT4のデモ取引ができます。
ただし、公式サイトにも下記のような説明があり、レートやスプレッドなどの条件は実際のトレードとは異なります。
デモ口座とライブ口座のレート・スプレッドは同一ではありません。
MT4デモ取引について、当社が提供するFXTF MT4ライブサービスとは異なるサービスであり、配信価格や約定処理時間等につき、MT4デモとMT4ライブは必ずしも一致するものではありません。
「あくまでバーチャル」という認識を持ちつつ、MT4の使い方などを確認するのに留めておくのがおすすめです。
取引ツールを紹介!デモトレードできないFX口座
ここからは、デモトレードができないFX口座の取引ツールを紹介します!
▼LIGHT FX
みんなのFXと同じくトレイダーズ証券のFX口座、LIGHT FX。みんなのFXはデモ対応していますが、LIGHT FXでは残念ながら対応していません。
【↑拡大できます】
が、しかし!LIGHT FXの取引ツールはみんなのFXとほぼ同じなので、代わりにみんなのFXのデモ口座を利用すればおおよその使い勝手が分かります。
▼トライオートFX
インヴァスト証券の自動売買口座、トライオートFXではデモ取引はできません。以前はトライオートFXもデモ口座(というかデモゲーム)が用意されていましたが、現在は利用できない状況です。
▼マネースクエア
マネースクエアでは、以前はM2JFXバーチャルというデモ口座が利用できましたが、2016年にサービスを終了してしまいました。
自動売買のトラリピは、アナリストがおすすめの設定を提示してくれます。
そもそもデモトレードとは?
FXデモトレードは、仮想の資金を使用して実際の取引と同様の取引体験を提供するトレードのことです。
デモトレードでは、実際の市場の価格と同じデータを使用し、リアルタイムで取引を行うことができますが、実際のお金を使わずにトレードすることができます。
FXデモトレードは、新しい取引戦略をテストするための理想的なツールです。取引戦略を開発するために必要な時間やお金を節約することができます。
また、デモトレードを通じて、市場の動きに慣れることができます。FX市場は非常に複雑であり、市場の動きに敏感に反応することが必要です。デモトレードを行うことで、リスクを取ることなく市場の変動に慣れることができます。
デモトレードのメリット 5つ
リスクなしでトレードを学べる
デモトレードでは、実際のお金を使わずにトレードを行うため、リスクを取ることなくトレードを学ぶことができます。初心者は、デモトレードでトレードの基礎を学ぶことができます。また、新しいトレード戦略を試すこともできます。
市場の変動に慣れることができる
FX市場は、短時間で大きな変動が起こることがあります。デモトレードを行うことで、市場の変動に慣れることができます。
また、リアルタイムのチャートを見ることで、市場の動きをより正確に予測することができます。
トレードスキルを向上させることができる
デモトレードを繰り返し行うことで、トレードスキルを向上させることができます。
自分がどのようなトレードスタイルを持っているかを確認し、トレードスキルを向上させることができます。
トレード戦略をテストできる
デモトレードを行うことで、実際の市場でトレードする前に、トレード戦略をテストすることができます。
練習を継続的に行うことができる
デモトレードは24時間いつでも行うことができるため、練習を継続的に行うことができます。
毎日少しずつ練習を行うことで、トレードスキルを向上させることができます。
デモトレードの注意点 4つ
感情のコントロールを学べない
デモトレードには、実際のトレードでのリスクやプレッシャーが存在しないため、精神的なストレスを感じることが少ないといえます。
リアルトレードでは、資金の損失や利益の獲得といったリスクが伴うため、トレーダーはその結果に対しての不安やプレッシャーを感じることがあります。
一方、デモトレードでは、実際のトレードで経験することのできる感情的なストレスやプレッシャーがありません。
そのため、デモトレードでは、トレードに関する感情的な面を学ぶことができません。
実際のトレードは異なる場合がある
デモトレードは、リアルタイムの市場データをシミュレートしていますが、実際のトレードとは異なる場合があります。
特に、市場の流動性が低下した時や、大きなイベントが起こった時などには、デモトレードと実際のトレードで価格が大きく異なることがあります。
リアルトレードでの利益とは異なる
デモトレードでは、リアルマーケットと同様に取引を行うことができますが、実際のトレードと同様に利益を得ることはできません。
デモトレードでは、トレードに使用する資金が架空のものであるため、利益を得ることができても、それは実際のトレードでの利益とは異なります。
期間が長すぎないようにする
デモトレードは、実際のトレードを行う前に自分のトレードスキルを向上させるために使用されます。
しかし、デモトレードを長期間行いすぎると、トレードに関する情報に飽きたり、モチベーションが低下したりすることがあります。
そのため、長期間のデモトレードを行う場合は、トレードのスタイルや戦略を変えてみるなどして、新しい刺激を得るようにしましょう。
FXデモトレード まとめ
デモトレードは本番とは違うということを念頭に置いておけば、とても便利な仕組みです。
これからFXを始める方は、以下の流れがおすすめですよ。
- ヒロセ通商で口座開設
- ヒロセ通商のデモ口座で取引ツールの使い方を確認する
- 実際の口座で取引を開始
FXの具体的な始め方については、「FX(エフエックス)とは?やり方は?リスクやデメリットも徹底解説」をご覧ください。