各FX会社のスプレッド比較一覧表のページです。米ドル/円・ユーロ/円・ユーロ/米ドル・ポンド/円・豪ドル/円・NZドル/円のスプレッドを比較しています。
スプレッドを比較する際の注意点も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
FX会社のスプレッド比較一覧表
FX会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | NZドル/円 | ユーロ/米ドル | 詳細 |
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0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.6銭 | 0.7銭 | 0.3pips | 詳細 | |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.6銭 | 0.7銭 | 0.3pips | 詳細 | |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 | 0.8銭 | 0.3pips | 詳細 | |
- | - | - | - | - | - | 詳細 | |
2.0銭 | 3.0銭 | 5.0銭 | 4.0銭 | 6.0銭 | 2.0pips | 詳細 | |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.6銭 | 1.3銭 | 0.3pips | 詳細 | |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.9銭 | 0.6銭 | 1.2銭 | 0.4pips | 詳細 | |
1.0銭 | 2.0銭 | 4.0銭 | 3.0銭 | 6.0銭 | 1.0pips | 詳細 | |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 | 0.7銭 | 0.3pips | 詳細 | |
2.0銭 | 3.0銭 | 5.0銭 | 4.0銭 | 7.0銭 | 2.0pips | 詳細 | |
0.2~0.9銭 | 0.5~2.0銭 | 1.3~3.8銭 | 0.6銭 | 1.5銭 | 0.4pips | 詳細 | |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 | 0.7銭 | 0.3pips | 詳細 |
同じFX口座でも、こんなにもスプレッドに差があるんですね
でも、一体どの口座にしたらいいんだろう?とりあえずスプレッドの数字が低いところを選べばいいのかな?
スプレッドの狭さだけにこだわってしまうと、その他のデメリット(取引ツールが使いづらい、スワップポイントが低い、取引手数料がかかってしまうなど)があったりもします。
そういった点も踏まえた上で、スプレッドが狭くて特におすすめのFX口座はみんなのFXです。
スワップポイントも高水準なので、長期トレードにも最適!各FX会社のスワップポイントに関しては、「スワップポイント比較一覧表」をご覧ください。
スプレッドで比較!おすすめFX会社・口座 TOP3
みんなのFXのスプレッドは、あらゆる通貨ペアで業界最狭水準!トルコリラやメキシコペソなどのマイナー通貨でもスプレッドが狭いのが特徴です。
スワップポイントも高いため、中長期売買にもおすすめですよ。
スプレッドが狭くてスワップも高いなんて、まさに万能選手やんけぇ〜!
みんなのFXは元々スプレッドに関してはパッとしなかったのですが、ここ数年でどんどん好条件になってきています。
少しでも有利な条件で取引したいのなら、まず最初に口座開設しておきたいFX口座です。
同じくトレイダーズ証券のLIGHT FXは、スプレッドなどの条件はみんなのFXとほぼ同じです(キャンペーン時などを除く)。
違いについての詳細は「LIGHT FXの評判・みんなのFXとの違いは?」をご覧ください。
ヒロセ通商は、NZドル/円などのスプレッドが狭くておすすめのFX口座。
スプレッド縮小キャンペーン時などは、みんなのFXより好条件で設定されている通貨ペアもあるため、一緒に口座開設しておくと便利ですよ。
余談ですが、2019年10月半ばに各FX会社で米ドル/円のスプレッド縮小合戦が大勃発しました。
それまで米ドル/円の通常スプレッドは0.3銭が業界最狭水準でしたが、みんなのFX・LIGHT FX・FXブロードネット・セントラル短資FX・GMOクリック証券・GMO外貨・DMM FXなどで0.3銭→0.2銭原則固定へと引き下げられました。
さらにみんなのFXとLIGHT FXでは0.1銭原則固定というビックリ仰天なスプレッドを提供していましたが、その後は各社とも上記のスプレッドで落ち着いています。
そもそもスプレッドって?比較して意味あるの?
そもそも、スプレッドってなんですの?
スプレッドとは、FXの実質的な取引コストのこと。FXでは、このスプレッドの幅が狭ければ狭いほど利益が生み出しやすくなります。
FXって取引手数料無料じゃなかったのかぁ…
…と思うかもしれませんが、FXでは取引コストを「スプレッド」と「売買手数料」の2つに分けて考えており、FX会社のいう「取引手数料無料」は売買手数料が無料という意味なのです。
今や売買手数料は無料のケースがほとんどですが、スプレッドは基本的にどこのFX会社でも発生します。
スプレッドはFX口座によって大きく異なるため、自分が使用している口座のスプレッドを把握しておかないと知らず知らずのうちに大損してしまいます。
しかし!そんなFX会社の中にも自社の利益を極力抑え、私たちトレーダーに還元してくれているところもあるのです!
せっかくなら、そんな良心的な会社で取引したいっすね
「せっかくならお言葉に甘えて、低コストで取引したい!」ということで、スプレッドが狭いおすすめFX会社を比較しながら一覧で紹介した次第であります。
スプレッドとは「FXの実質的な手数料」
スプレッド(spread)とは、本来は英語で「幅」や「広さ」を意味します。FXでは「買値」と「売値」の差のことを意味し、この差が実質的な取引コストとして各FX会社から差し引かれているんですよ。
よくテレビなどのニュースで、
東京外国為替市場の円相場は、1ドル108円20銭〜24銭の間で取引されています
…なんて聞きますよね。
これはドルを売る場合が1ドル=110円20銭、買う場合が1ドル=110円24銭という意味。
この差のことをスプレッドといい、スプレッドが狭いほど利益が出しやすくなります。
つまり、私たちが買うときはちょっとだけ高い値段、売るときはちょっとだけ安い値段で売買して、その差額をFX会社が手数料として差し引いてるってことですね
FXの取引画面では、たいてい売値(Bid)と買値(Ask)の間にスプレッドが表記されています。
上の画像はトレイダーズ証券みんなのFXの取引画面のものですが、この場合はスプレッド0.2銭という意味。
FX会社によってスプレッドは大きく異なるのですが、この0.2銭が業界最狭水準です。
な〜んだ、FX会社の言う「手数料無料」ってウソだったのかぁ…
FXでは取引コストを「売買手数料」と「スプレッド」の2つに分けて考えます。「手数料無料」を掲げているFX会社は「売買手数料」が無料という意味。
どこのFX会社でもスプレッドという形で実質的には手数料が発生しているのです。
まぁ確かに、そうでないと「FX業者の人、どうやって生活してるの?!」って話ですもんね
ちなみに現在「売買手数料」はどこのFX会社も無料なのが一般的なため、特に大きなメリットであるとはいえません。
ちなみに、このスプレッドという仕組みは外貨預金にもあり、買値と売値の差が取引コストとして差し引かれます。しかしこの外貨預金の取引コスト、FXよりかなり高いのです。
外貨預金 FX 取引コスト 1円 0.002円(0.2銭) 取引時間 営業時間内 24時間 決済時間 満期時 or 解約時 24時間 金利(スワップ) 満期時 or 解約時 毎日 安全性 預金保険制度の対象外 信託保全あり
こちらは一般的なFXと外貨預金を比較した表です。例えば都市銀行で外貨預金する場合、往復2円ほどコストがかかってしまうのが一般的。
外貨預金の方が安心安全なイメージがありますが、実はFXのスプレッドの方が低コストなんですよ。
さらに!外貨預金は預金保険制度の対象外ですが、 FXでは信託保全が法律で義務付けられています。
意外かもしれませんが、FXの方が資金の安全性も優っているのです。
外貨預金って安心・安全なイメージでしたが、実はFXの方が儲けやすいんですね
「原則固定」のFX口座でも変動する場合がある
スプレッドはFX会社によって「原則固定」と「変動制」の2種類があります。
「スプレッド0.3銭原則固定」のFX会社がスプレッドを固定しているのは、あくまで原則。実は為替レートが急変しているときなどは、スプレッドが広がることもあるのです。
特に以下のような場合、スプレッドが変動しやすいので注意しましょう!
相場の状況によって広がることもある
取引をしている人が少ない時間帯は、スプレッドが広がりやすい傾向にあります。
日本時間だと、NY市場が閉まる早朝5:00~8:00あたりの時間帯、またゴールデンウィークなどの連休中などがこれに当たります。
FXの取引時間については「FXの取引時間は?土日は休み?月曜の早朝だけできる必勝法も大公開」を参考にしてみてくださいね。
重大ニュースが発表されたときなどは為替レートが大きく変動し、取引参加者も急増するのですが、このような場合もスプレッドが広がる可能性が高いです。
例えば2019年1月3日の午前7時過ぎ、米ドル/円が108円→104円まで大暴落したのですが、多くのFX会社でめちゃめちゃスプレッドが拡大しました。
ドル円フラッシュ・クラッシュについて主要FX会社の安値を見てみました
安値は103.51円から105.98円台まで会社によって大差が…。1分足のデータ抜けも多く取引できない会社、時間も多かったのかなーと。スプレッドもひどいことになってそうですね pic.twitter.com/BqJnUjx9SD
— 高城泰 (@takagifx) 2019年1月3日
ここまでスプレッドが広がることはあまりないのですが、取引中の通貨ペアに関する経済指標は定期的にチェックしておきましょう!
特に毎月第一金曜日に米国の雇用統計が発表される際は要注意です。
FX口座の仕様・スペックによって広がることもある
私たちトレーダーは、以下のようにFX会社に仲介してもらう形でトレードしています。
このときFX会社の取引先金融機関が少ないと、大きな値動きがあった場合に銀行から有利な価格で買い取ることができません。
カバー先の金融機関が少ない場合、FX会社自体の損失を防ぐためにスプレッドが広がることがあります。また、スリッページ(注文価格と約定価格がズレること)もしやすくなるので要注意です。
思わぬ損失を防ぐためには、なるべくカバー先金融機関が多いFX会社を選ぶのがおすすめですよ。
カバー先が多いFX会社ほど、注文成立がしやすくなります。以下、FX会社のカバー先の一覧です。
2020年10月時点ご覧の通り、トライオートFX・ヒロセ通商・外為どっとコムのカバー取引先がFX業界トップクラスです。
また、FX会社の中には、スプレッドが原則固定なのが特定の時間帯限定のところもあります。
岡三アクティブFXはスプレッドの狭さを大々的に宣言しているのですが(米ドル/円で0.4銭なので元々そんなに狭くない)、実は午前9:00〜翌午前1:00の時間限定だったりもします。
トレイダーズ証券のみんなのFXも初心者におすすめのFX口座なのですが、スプレッドが狭いのは午前8:00〜翌午前5:00の間。
早朝の3時間だけは、若干スプレッドが広がっている可能性があるので注意してくださいね。
比較表の「pips(ピップス)」とは?
そういえば、スプレッド比較表で「銭」じゃなくて「pips」って表示されてる部分があったけど、pipsって一体なんなの?
pips(ピップス)とは、通貨ペアごとの統一単位のことです。
米ドル/円や/ポンド円など、対円の通貨ペアでは、スプレッドが「銭」で表記されていますが、ユーロ/米ドルやポンド/米ドルなど対円以外の通貨ペアの場合、この「pips」でスプレッドが表記されます。
対米ドル(後ろに米ドルがくる)通貨ペアの場合、「1pip(s)=0.01セント」です。
スプレッド比較時の注意点
- 低スプレッド=低コストとは限らない
- 「原則固定」はあくまで原則
必ずしも低スプレッド=低コストとは限りません。
例えば、iサイクル2取引(外為オンラン)やトラッキングトレード(FXブロードネット)などリピート系の自動売買の場合。
スプレッドだけで見ると、ループイフダン(アイネット証券)よりiサイクル2取引やトラッキングトレードの方が好条件なのですが、両口座とも別途取引手数料が発生します。
一方、ループイフダンは取引手数料が無料のため、取引の仕方にもよりますが、総合的に低コストとなる場合もあります。
取引手数料に関しては、各社とも公式サイトには大きく書かれていないことが多いため、初心者の場合は気づかずに搾取され続けてしまう場合もあるので要注意ですよ。
また、スプレッドには変動制と原則固定制があります。
「原則固定」の方がなんだか安心な響きですが、実は原則固定はあくまで「原則」。変動する場合もあるのです。
例えば、毎月第一金曜日は米国で雇用統計という経済指標が発表され、大きく為替レートが変動します。
このように一気に為替が変動するときは、スプレッドが原則固定のFX業者でもスプレッド幅が広がっていることも少なくありません。
また、カバー先の金融機関が少ない場合もスプレッドが広がりやすいので要注意です。
スプレッド比較 まとめ
- 取引コストを安くしたい場合、スプレッドが狭いみんなのFXがおすすめ
- スプレッド=実質的な手数料
- スプレッドが狭ければ狭いほど利益が出しやすくなる
- 「原則固定」でも変動する場合がある