スイングトレードって、どんな取引スタイルなの?FX初心者でもできるコツとかあるのかな?
スイングトレードとは、2日〜1週間程度の中長期売買のこと。
「スイング」は元々「波乗り」を意味しており、スイングトレードではその名の通り為替のトレンドという波に乗って取引をしていきます。
トレンドに乗って基本的には放置しておくので、比較的のんびりできるトレードスタイルです。
こ、こんな感じかな…?
…イメージとしては、もうちょい躍動感低めって感じですかね。話を戻します。
スイングトレードのメリットといったらやはり、日をまたぐためスワップポイントが貯まること。
スキャルピングやデイトレードでは日をまたがないためスワップポイントは貰えませんが、スイングトレードやポジショントレードでは毎日金利差の調整分を付与してくれるのです!
コツコツ稼ぎたい人には、めちゃありがたい仕組みっすね
以下、スイングトレードの手法・コツなどを解説します。
FXスイングトレードで稼ぐ7つの手法・コツ
コツ1. まずは米ドル/円から始める
トルコリラ・メキシコペソ・南アフリカランドは超高金利通貨のため、スワップポイントも多く貯まります。
ただ、こうした新興国の高金利通貨は変動リスクも高いため、初めてスイングトレードする場合は米ドル/円から始めるのがおすすめですよ。
近年はアメリカも利上げが続いているので、スワップポイントも比較的多く貯まります。
コツ2. 取引期間にこだわり過ぎない
スイングトレードでは、100pips~300pipsほどの値幅を狙うのが一般的。スイングトレードをするつもりでポジション保有していても、結果的にもっと短い期間となってしまってもOKです。
せっかく利益が発生していても、重要指標によってトレンドが180度変わり、利確のタイミングを逃してしまう可能性も大いにあります。
特に米ドル/円でスイングトレードする場合、毎月第一金曜日の雇用統計発表前後では、一気に1円以上変動することもあります。
重要指標は常にチェックし、利確のタイミングを逃さないよう注意してくださいね。
コツ3. 週末にはポジションを解消しておく
まだスイングトレードに慣れないうちは、週末には一旦ポジションを解消しておきましょう。
もし土日に国際的な事件や事故が起きた場合、週明けに価格が大きく変動して対処が難しくなってしまう可能性があります。
クローズ時間はFX会社によって異なり、大抵の場合は土曜の早朝まで取引できるのですが、念のため金曜までには決済しておくことをおすすめします。
コツ4. 自動テクニカル分析ツールを活用する
デイトレードの場合はテクニカル分析重視、ポジショントレードの場合はファンダメンタルズ分析を重視するのが一般的ですが、スイングトレードは両方のバランスが大切です。
色んなテクニカル指標を重ねつつ、経済ニュースもチェックしつつ…なんだか大変そうだなぁ
なるべく楽して分析したい!というあなたや私におすすめなのが、外為どっとコムが提供している無料分析ツールです。
外為どっとコムでは、未来の値動きを自動予測してくれる分析ツールが利用可能!
過去のチャートの中から類似した形状のチャートを探し出し、今後どのようにチャートが動くかを予測して提示してくれます。
テクニカル指標のシグナルを一覧表示してくれる機能もあるため、スイングトレードでの売買タイミングが簡単に判断できて便利ですよ。
その他、外為どっとコムでは、他のトレーダーの売買比率やポジション比率などの注文状況も把握できます。
ニュースやマーケット情報動画も配信しているため、テクニカル分析だけでなくファンダメンタルズ分析にも役立っておすすめですよ。
スイングトレードに必要な情報が凝縮されてる感じですね
コツ5. 損切りの際は「損した過去を一旦忘れる」
スイングトレードに慣れないうちは、損切りのタイミングにも悩みますよね。
FXではなく株の話なのですが、堀江貴文氏の著書「多動力」にて、損切りの際は「損した過去を一旦忘れる」ことが大切だという一節があります。
詳しくは「損切りできない人必見!大損回避のタイミングをホリエモンに学ぶ」にて引用して紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
どうしてもスイングトレードで損切りがうまくできない場合、自動売買に頼ってしまうのもおすすめ!
自動売買なら損切りや利確も、最適なタイミングで自動的にしてくれます。
コツ6. 逆指値注文を入れておく
損切りのタイミングで悩まないためには、逆指値注文を入れておくのも有効です。
逆指値注文とは、「この価格まで損失が膨らんだら決済!」と最初に指定しておく注文方法のこと。
スイングトレードは取引画面をずっと見ているわけではないため、気づかぬうちに損失がどんどん膨らんでいってしまう可能性があります。
安心安全にトレードするため、逆指値注文は忘れずに入れておきましょう。
コツ7. スワップポイントも重要!FX会社選びは慎重に行う
スキャルピングやデイトレードの場合は、スプレッドを重視してFX会社を選べばいいのですが、スイングトレードではスワップポイントの高さも利益に差が出る大切な点です。
各FX会社のスワップポイント&スプレッド比較表は、下記のページをご覧ください。
スイングトレードでおすすめのFX口座
「スワップポイント&スプレッド比較表をご覧ください」とかじゃなくってさ〜、スイングトレードに最適な口座をサクッと教えてくんないかな?
スプレッド&スワップポイントのバランスを考えると、スイングトレードで特におすすめなのはトレイダーズ証券のみんなのFXです。
みんなのFXは、スワップポイント業界最高水準かつスワップポイントも最狭水準!
少額(1000通貨単位)対応で約4,000円から取引できるため、スイングトレードの練習に最適です。
あらゆるスペックが高いため、口座開設しておけばデイトレやポジショントレードなどでも重宝しますよ。
他のトレードスタイルでも使いやすいなら、口座開設の価値ありまくりですな
スイングトレードで勝てない人の特徴
スイングトレードをするにあたって、知っておきたい心構えとかはあるのかな?
スイングトレードは数日に渡りポジションを保有し続けることになるため、メンタル面も非常に重要です。
スイングトレードで勝てない人の特徴は下記3点です。
- 含み益が出たらすぐに決済するのに、含み損が膨らみ続けても損切りできない
- タイミングが待ちきれず、その場の気分でエントリーしてしまう
- トレンドを意識していない
「損切りできない」「その場の気分で」って、まさに私のことじゃないか…!
ま、まぁこの辺りを気をつければ多少は勝率上がりそうだし、伸びしろがあるってことにしておこう…
「スイングトレード最強説」は本当なのか?
「FXするならスイングトレードが最強だぜぇ〜」って盛り上がってる人を見かけたけど、このスイングトレード最強説って実際どうなの?
何をもって最強とするのかにもよりますが、万人にとって最も稼ぎやすいトレードスタイルというわけではないでしょう。
大きな利幅が狙えるのはスイングトレードのいいところではありますが、その分大きな含み損も抱えやすくなります。
また、ポジションを長く保有するため、その間に大きな事件・事故が発生し大暴落する可能性もあります。
自分の性格やライフスタイルに合わせて、自分にとって最強と思えるスタイルを構築していくのが一番でしょう。
自分にとって最強のスタイル…、たまにはいいこと言うやんけ
スイングトレードは難しい?他のトレードとの違い
ポジショントレードで数か月放置していた方がスワップポイントを貯めやすいと思うんだけど、スイングトレードとどっちの方が稼ぎやすいんだろう?
「放置でスワップポイントを稼げた方が楽だなぁ〜」と思うかもしれませんが、ポジショントレードは損切りのタイミングが結構難しいのです。
トルコリラ・メキシコペソ・南アフリカランドなどの高金利通貨は、ポジショントレードで数か月〜数年単位で長期保有するのが一般的なのですが、新興国の通貨は変動リスクが高いのも特徴。
ときどき暴落を起こして私たちトレーダーを地獄に陥れるため、ある程度相場観が掴めるまではスイングトレードから始めるのがおすすめですよ。
「スイングトレードでも難しくて全然勝てない」という場合は、さらに取引期間が短いデイトレードから始めてみましょう。
デイトレードならその日のうちに取引が完結するため、「仕事中も相場が気になってドキドキしちゃう」みたいな事態が避けられます。
FXスイングトレード まとめ
- スイングトレードとは、数日〜1週間程度の取引のこと
- スワップポイントでも稼げる
- まずはメジャーな通貨ペアから始めよう
- スプレッド&スワップのバランスが良いみんなのFXがおすすめ