初心者にはデイトレードがおすすめって聞いたけど、一体どんな取引方法なんだろう?
デイトレードとは、 数十分~1日以内で完結させる取引方法のこと。
取引期間はスキャルピング(数秒〜数分間)とスイングトレード(数日〜1週間程度)の中間で、初心者でも取引しやすいのが特徴です。
今回は、デイトレードのコツ・手法についても解説します!
デイトレードがFX初心者におすすめな3つの理由
1. 精神的な負担が少ない
デイトレードは数十分~1日以内で決済するため、精神的負担が少ないのがメリットのひとつ。
初心者が長期トレードでポジションを保有したままだと、仕事中も夜寝るときもチャートが気になって仕方がない…という悲劇的な状態に陥りがちです。
FXを始めたばかりの初心者の方はピンとこないかもしれませんが、FXは精神状態がかなり重要なんですよ。
初心者のうちは、デイトレード中はパソコンorスマホから目を離さないでいられる間だけポジション保有するようにしましょう!
2. ファンダメンタルズ分析があまり必要でない
例えば長期的にポジションを保有するスイングトレードの場合、為替予想にはファンダメンタルズ分析が不可欠です。
ファンダメンタルズ分析とは、各国の経済状況などをもとに予想する分析方法のこと。
せっかく長期トレードでスワップポイントが得られたとしても、為替レートが急落したら逆に大損してしまいますので、常に各国の長期的な経済状況をチェックしていなければなりません。
一方、デイトレードで重要となるのはテクニカル分析。テクニカル分析とは、過去のチャートパターンから予想する分析方法のこと。
こちらは一度仕組みを覚えてしまえば、そうそう仕組みが変化するようなものではありませんので、常に忙しく最新情報を追い続ける必要がありません。
さらに現在では、自動でテクニカル分析をしてくれるツールも無料で使えますので、分析方法が覚えきれていなくてもトレード可能です。
【↑クリックで拡大できます】
こちらは、ヒロセ通商のチャート分析ツール。今現在のチャートと近似したものを、過去の膨大なチャートの中から探し出して自動予測してくれます。
売買シグナルを一覧表示してくれる機能もあるため、初心者でも直感的に売買タイミングが判断できて便利ですよ。
なんとも初心者に嬉しい機能っすね!
ヒロセ通商はスプレッドも狭いため、デイトレードに最適なFX口座。少額取引もできるため、初心者には特におすすめです。
3. スワップの計算が必要ない
日をまたぐ取引ではスワップポイントを気にしなければなりませんが、デイトレードは1日以内で完結するためその必要がありません。
スワップポイントは通貨ペアや売買の組み合わせによってマイナスとなる(こちらが支払う)こともあるため、知らずに長期保有しているとどんどん損し続けてしまう可能性もあります。
デイトレードなら、スワップポイントで損することはないため初心者でも安心です。
FXデイトレードで稼ぐ手法・コツ 7つ
1. 順張りで攻める
初心者がデイトレードで稼ぐには、順張りで攻めていくのがおすすめです。順張りとは、トレンドに逆らわずそのまま流れに乗っていくトレード方法のこと。
その反対の「逆張り」は初心者には少し難しいので、最初は無理せず順張りの練習から始めましょう!
2. メジャーな通貨ペアから始める
初心者がデイトレードをする場合、米ドル/円などなるべくメジャーな通貨ペアから始めるようにしましょう。
マイナーな通貨ペアだと全体の取引量が少ないため、テクニカル分析では予測が難しい突発的な変動が発生する可能性が大きいのです。
米ドル/円・ユーロ/米ドル・ユーロ/円など流動性が高い通貨ペアなら、比較的スプレッドも狭いため取引コストも安く抑えることができます。
3. 損切りを躊躇しない
デイトレードをするときは、損切りを躊躇しないのが大原則です。
「ここまで損失が出たら絶対に損切りする」など、自分の中でルールを設けて徹底するようにしましょう。
初心者の場合「明日になったら絶対上がってくるはず!」などと根拠のない自信から損切りをためらってしまいがちですが、こういった場合は大抵予想が外れてさらに大損することになります。
4. 最適な時間帯を狙い撃つ
取引する通貨ペアによって、デイトレードしやすい時間帯は大きく異なります。
例えば日本時間の午後3時~午後9時ではユーロやポンドなどの値動きが活発化し、その後午後9時~翌6時には米ドルの値動きが大きくなります。
全然値動きしていない時間帯にチャートを眺めていても悲しくなってしまうので、デイトレードをする際はある程度時間帯を気にしてみるのがおすすめです。
通貨ペア別のおすすめ時間帯は「FXの取引時間は?土日は休み?月曜の早朝だけできる必勝法も大公開」にて紹介しています。
5. 週末を挟んでトレードしない
初心者の場合はなかなか損切りができず、デイトレードのつもりが数日間ポジションを保有してしまうこともあるかと思います。
しかし!そんな場合でも週末を挟んでポジションを保有しないようにしましょう。
土日は世界中の市場がお休みになりますが、もし重大な事件などが起きた場合に月曜の朝に為替レートが急変する可能性があります。
最初はデイトレードのつもりが結果的に数か月間含み損を抱え続けるという悲劇的な事態にもなり得るため、多少の損は覚悟して金曜の夜には損切りしてしまうのがおすすめです。
6. PC環境を整える(多画面にする)
↑私の一時期のデイトレ環境です。PC画面がひとつだけだと、画面の切り替えが大変&切り替えている間にチャンスを逃す可能性があります。
最低でも2画面あると、トレード効率がアップしておすすめですよ。モニターは安いものなら1万円前後で購入できます。
1万円くらいで買えるなら、自己投資として良さそうですね
多画面でのトレードは中上級者向けのイメージがあるかもしれませんが、初心者の方でもチャート分析ツールを参考にしながらトレードできておすすめです。
7. スプレッドが狭いFX会社を選ぶ
デイトレードの場合は1日のうちに何回もトレードを繰り返すため、スプレッドによって利益が大きく変わってきます。
本来FX口座を選ぶときはスワップポイントも考慮した方がいいのですが、デイトレードを中心に行う場合はあまり重要でないため、スプレッド重視で選ぶのがおすすめです。
デイトレードでおすすめのFX会社・口座
DMM FXもスプレッドが狭くてデイトレに向いているのですが、最小取引単位が1万通貨のため少額では取引ができません。
4000円ほどの少額で取引できる&スプレッドが狭いFX口座にはヒロセ通商やみんなのFXがあり、デイトレードの練習にも最適です。
FXデイトレード まとめ
- デイトレードは初心者におすすめのトレードスタイル
- メジャーな通貨ペアから無理なく始めよう
- ヒロセ通商などスプレッドが狭い口座を選ぼう