テクニカル分析って、なんだか難しそうな響きだな…初心者でも簡単にできる方法ないかな?
テクニカル分析とは、過去の値動きのパターンから予想する分析方法のこと。過去の傾向が分かれば、ある程度未来の値動きも予測することができるのです。
FXだけでなく、株式などの投資でも有効な分析方法なんですよ。
ほとんどのFX会社のチャートにはテクニカル分析用の機能(テクニカル指標)が搭載されていますので、初心者でも一度仕組みを理解すれば格段に為替予想がしやすくなります。
勝率を上げるには必須って感じですね
以下、テクニカル分析の種類、初心者でもすぐにできる分析方法も見ていきましょう!
テクニカル分析には、暗記不要で初心者でも簡単にできる方法も存在します。
ヒロセ通商など一部のFX会社では、自動でテクニカル分析をしてくれるツールが無料で利用可能!
詳しくは、「楽々チャート分析!売買シグナルを無料配信してくれるFXツール」をご覧ください。
FXの代表的なテクニカル分析方法一覧【6種類】
テクニカル分析の方法はいくつかの種類がありますが、その中でも特によく使われているのは以下6種類です。
移動平均線とは、ある期間の平均価格を計算して、相場の方向性を分かりやすくした線のこと。
過去と比較して、現在の価格が高いのか安いのかを分析することができます。
移動平均線はテクニカル分析の王道で、ボリンジャーバンドやMACDなど他のテクニカル分析にも応用されているため、最初に覚えておくと後で楽になりますよ。
特にゴールデンクロスとデッドクロスについて知っておくと、分析がとても楽になります。
「大抵の値動きは一定の幅に収まる」という前提で、想定される値幅を表示したものがボリンジャーバンドです。
高校などのテストで用いられる偏差値のようなもので、平均からどのくらい値動きがあるかを算出し、値動きが収まるであろうレンジを表示してくれます。
統計学の理論に基づくと、レートがそれぞれの線の間に収まる確率は以下の通りです。
- +1σ〜− 1σ…68.26%
- +2σ〜− 2σ… 95.44%
- +3σ〜− 3σ… 99.73%
ちなみにボリンジャーバンドの中心にあるのは、先ほど紹介した移動平均線です。
一目均衡表(いちもくきんこうひょう)は、5本線と雲から構成されるテクニカル指標。
一定期間の買い手と売り手の均衡点(パワーバランス)を計算して、現在の価格が買い or 売りのどちらが優勢なのかを分析します。
一目均衡表は日本で生まれたテクニカル指標で、現在は海外でも「Ichimoku」と呼ばれています。
1936年、細田悟一氏が一目山人(いちもくさんじん)というペンネームで発表しました。
一目均衡表は他のテクニカル指標に比べ、判断材料が多い分ちょっと複雑。
初心者の方は、移動平均線やボリンジャーバンドから覚えていくのがおすすめですよ。
MACD(マックディー)は短期と中長期の2つの移動平均線を利用し、売買の方向を分析するテクニカル指標です。
基本線であるMACD(指標名と同じ)とシグナルという2本の線で相場の判断をします。
MACDはテクニカル指標の名前と線の名前が同じ、シグナルに関しては「売買シグナル」などと混同しやすくてちょっとだけややこしいです。
移動平均線と同様、MACDでもゴールデンクロス・デッドクロスで売買タイミングが判断できます。
ストキャスティクスでは、ある期間の高値と安値から、今現在「買われ過ぎ」か「売られ過ぎ」かを分析します。
このように買われ過ぎ or 売られ過ぎを判断するテクニカル指標をオシレーター系と言います。
ストキャスティクスでは、「%K(パーセントK)」「%D(パーセントD)」「Slow%D(スローパーセントD)」という3本線を利用します。
ストキャスティクスでも、ゴールデンクロス・デッドクロスでの判断が可能です。
「ストキャスティクス」って、完全に早口言葉みたいですね
RSI(アールエスアイ)は、ある期間の「値上がり幅」と「値下がり幅」から値動きの強弱を判断し、買われ過ぎ or 売られ過ぎを分析するテクニカル指標です。
一般的には、RSI(右側の数字)が25〜20以下になると売られ過ぎで買い時のサイン、70〜80以上では買われ過ぎで売り時のサインと判断されています。
ただし、RSIはトレンド相場に弱いというデメリットがあるため、MACDなどトレンド相場に強いテクニカル指標と組み合わせて使うのがおすすめです。
おすすめのFXテクニカル分析 組み合わせ術
移動平均線やMACDは値動きがハッキリしている相場、ボリンジャーバンド・ストキャスティクス・RSIは値動きの横ばい続いている相場で使いやすいのが特徴です。
なんとなく特徴は分かったけど、使いこなせるようになるまで時間がかかりそうだなぁ…
そんなあなたでも大丈夫!ヒロセ通商(LION FX)では、自動でテクニカル分析をしてくれるチャートを無料で提供しています。
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テクニカル指標(移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表など)の分析結果を一覧表示してくれるため、売買のタイミングが簡単に分かってとても便利ですよ。
自動でテクニカル分析とは…!なんとも便利な時代になったものですね
通貨ペアごとにテクニカル指標(移動平均線・ボリンジャーバンド・一目均衡表・MACD・ストキャスティクス・RSI)のシグナルを一覧表示してくれるため、最適な売買タイミングも一目でわかります。
ヒロセ通商ではニュースやレポート配信もしているため、テクニカル分析だけでなくファンダメンタルズ分析(経済状況などから分析する方法)にも役立っておすすめですよ。
テクニカル分析やファンダメンタルズ分析の方法が覚えきれていない方には、特におすすめのFX会社です。
FXテクニカル分析 まとめ
- テクニカル分析とは、過去の値動きから予想する分析方法
- 初心者はヒロセ通商の分析ツールを使ってみるのがおすすめ
最初はハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、テクニカル分析は一度仕組みを理解しておけば自然と体に染みついてくるので大丈夫!
例えば、英語で“I am 〇〇.”と自己紹介するとき、
「『私』は英語で“ I ”、“ I ”は一人称だからbe動詞は“ am ”で…」
…なんて頭で考えなくても、自然と口から出てきますよね。
う、うん…まぁワイ英検5級くらいだけどそのくらいは…
テクニカル分析も同じで、慣れてくれば指標を重ねるだけで買いどき・売りどきが分かるようになります。
その他、ファンダメンタルズ分析については下記のページをご覧ください。