通貨ペア数 | 158ペア(※1) |
最小取引単位 | 1000通貨(※2) |
取引手数料 | 無料(※3) |
取引ツール | |
スプレッド | |
スワップポイント |
サクソバンク証券って名前は聞いたことあるけど、イマイチどんなメリットがあるのか分かんないんだよなぁ…
別に今のFX口座でも不満はないし、このままでいっか!
…という方も多いことでしょう(かつては私もそうでした)。
しかし!サクソバンク証券には他のFXトレーダーに圧倒的な差をつける大きなメリットが多数あるのです!
FXでステップアップして「さらに利益を伸ばしたい」という方は、知らないとかなり損ですよ。
ただ、取引ツールなどはかなりの上級仕様なので、あなたがもしFXを始めたばかりなのであれば初心者向けの別口座をおすすめします。
サクソバンク証券のメリットはもちろん、デメリットについても詳しく紹介していきます。
サクソバンク証券とは?特徴は?
サクソバンク証券は、デンマークの銀行サクソバンク(Saxo Bank)の子会社。日本では、2008年に東京でオフィスが開設されました。
親会社のサクソバンクは、1992年設立。デンマーク金融監督庁の認可を受けている銀行です。
サクソバンク証券はあくまで子会社で本社は東京にあるため、いわゆる海外のFX業者とは異なりきちんと日本の金融庁にも登録しています。
会社名 | サクソバンク証券株式会社 (英訳名:Saxo Bank Securities Ltd.) |
登録 | 第一種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第239号 |
資本金 | 3億円 |
所在地 | 東京都港区虎ノ門1-2-8 虎ノ門琴平タワー22F |
公式サイト | サクソバンク証券 |
サクソバンク証券の長所・メリット 5つ
スキャルピングを公認している
サクソバンク証券は、スキャルピングを公認している数少ないFX会社のひとつです。
初心者の方はあまり意識していないかもしれませんが、SBI FXトレードやDMM FXなど多くのFX会社ではスキャルピングを禁止しています。
場合によっては予告なしに突然FX口座が凍結される可能性もあるため、スキャルピングをする場合は必ず公認しているFX会社を利用するようにしてくださいね。
スキャルピングができるFX会社は、サクソバンク証券のほかヒロセ通商(LION FX)などごく一部です。
ただ、前述の通りサクソバンク証券は初心者には向かないため、初めてスキャルピングをするならヒロセ通商を利用した方がいいでしょう。
月曜午前3時から取引できる!「窓埋め」も可能
24時間いつでも取引できるFXですが、土日は市場がお休みになります。つまり、FXは月曜日の早朝が週始めとなるのです。
この月曜の朝ですが、週末に起きた事件なども一気に反映されるため、為替レートが急激に変動します。
チャートのローソク足が途切れてしまうほどに変動するため、「窓が開いた」と表現されます。
しかしながら、多くのFX会社が月曜は午前7時ごろからしか取引できず、やっと取引可能な時間になった頃にはすっかり値動きが収まっているということもしばしば。
しかし、サクソバンク証券の月曜の取引開始時間は午前3時(サマータイムは4時)!
こちらはFX会社別の取引時間比較表です。
※2022-2023年冬時間
FX会社 開始
(月曜の朝)終了
(土曜の朝)詳細ページ 7:10~ ~6:50 詳細 7:10~ ~6:50 詳細 7:00~ ~6:30 詳細 7:00~ ~6:55 詳細 7:00~ ~6:00 詳細 7:00~ ~7:00 詳細 7:00~ ~6:55 詳細 7:00~ ~6:50 詳細 7:00~ ~6:55 詳細 7:00~ ~6:30 詳細 7:00~ ~6:55 詳細 6:00〜 ~7:00 詳細 7:00~ ~6:30 詳細 7:00~ ~6:55 詳細 7:00~ ~6:40 詳細 7:00~ ~7:00 詳細 7:00~ ~6:50 詳細 3:00~ ~7:00 詳細
サクソバンク証券では他のFX会社より早く取引開始でき、窓埋めのチャンスを逃さずに済みます。
また、週末に重大事件などが起きて暴落の可能性がある場合も、他のトレーダーより早く対応することができます。
約定率が抜群に高い&スプレッドが狭い
矢野経済研究所が調査したところ、2018年3月の米国・雇用統計発表時に約定率100%だったFX会社はサクソバンク証券だけだったという衝撃的な結果となりました。
この調査は、値動きが激しくなる3月の米国雇用統計発表時(日本時間2018年3月10日22時30分前後)に合わせて行われた。調査対象は、ナロースプレッドでレートを提供している有力FX会社4社。調査の方法はマーケット注文(ストリーミング)で、1取引あたり10万通貨単位の米ドル/円、ユーロ/米ドルを、買(新規)⇒売(決済)、売(新規)⇒買(決済)の両建てで繰り返すというもの。スリッページは1pipに設定し、各社共、ペアごとに66回ずつ取引を行い、雇用統計の指標発表時を基準に、発表前30秒、発表後の3分間と6分間に区分し、発表前30秒と発表後3分間は約定率と配信レートを、発表前30秒と発表後3分間、6分間は約定率を調査した。
その結果、すべての取引で約定率が100%だったのはサクソバンク証券1社だけだった。
せっかくトレンドが発生していても、スリッページしまくっていたら大損してしまいます。
経済指標発表時などは、サクソバンク証券のように約定率が高いFX会社がおすすめですよ。
サクソバンク証券のスプレッドは変動制ですが、雇用統計発表前後は4つの業者の中で最狭水準でした。
雇用統計などで相場が急変しているときは、原則固定のFX業者でもスプレッドが大きく広がる場合があるんですよ。
158通貨ペアの取引が可能
サクソバンク証券では、158通貨ペアの取引が可能!
もちろんスワップポイント運用で大注目のトルコリラやメキシコペソの取引もでき、さらにスワップポイントの額も高水準です。
1000通貨単位から取引可能
サクソバンク証券は、「スタンダードコース」と「アクティブトレーダーコース」の2つのコースがあるのですが、両方とも1000通貨単位で取引可能です。
ただし、トルコリラ/円は5000通貨、南アフリカランド/円は5万通貨からなど一部例外もあります。
もしトルコリラや南アフリカランドで1000通貨単位の取引がしたい場合は、トレイダーズ証券のみんなのFXがおすすめですよ。
みんなのFXでは、取り扱っている全通貨ペアにおいて1000通貨単位で取引できます。
サクソバンク証券の短所・デメリット 4つ
ただし!そんなサクソバンク証券にも4つのデメリットがあります。
取引ツールが本格仕様
それは、サクソバンク証券は取引ツールが本格的な仕様なので、初めて開設するFX口座には向かないということ。
一通りFX取引をしてみて「さらにステップアップしたい!」という場合におすすめですよ。
ただ、デメリットとして挙げたものの、取引ツールが本格仕様というのはステップアップを目指すFXトレーダーにはかなり嬉しいポイントですよね。
サクソバンク証券の取引ツールには、SaxoTraderGO(ブラウザ版)とSaxoTrader(インストール版)の2種類があります。
マルチデバイス対応ツール SaxoTraderGO(ブラウザ版)
【↑クリックで拡大できます】
ブラウザ版の「SaxoTraderGO」はマルチデバイス設計になっており、PCやタブレット、スマホのブラウザからアクセスできます。Windowsだけでなく、Macにも対応!
インストール版の「SaxoTrader」よりも、シンプルで直感的に操作しやすい仕様です。
プロ仕様の本格的ツール SaxoTrader(インストール版)
インストール版の「SaxoTrader」はプロ向けのPC用取引ツールで、様々なカスタマイズが可能。
こちらのツールは中〜上級者におすすめです。
初心者のうちは、ブラウザ版の「SaxoTraderGO」の方が使いやすいですよ。
デモ口座を開設すると電話がかかってくる
サクソバンク証券でデモ口座を開設すると、本社から電話がかかってきてビックリするかもしれません。笑
デモ口座登録後に03-5511-6070など、03-5511-6×××あたりの電話番号からかかってきたら、恐らくサクソバンク証券です。
デモ口座を開設するくらいなら、いっそのこと本番口座を開設してしまうことをおすすめします。
口座開設フォームがめちゃくちゃ堅苦しい
ただし!サクソバンク証券の口座開設フォームをご覧いただければ分かるかと思いますが、FX口座にしては珍しく銀行口座並みに堅苦しいです。
他のFX会社が「最短3分で開設できる!」などと利用者をかき集めている中、サクソバンク証券は「この試練を乗り越えたものだけに口座を授けよう」感がハンパないです。
ただ、実際にこの試練を乗り越えてでも開設する価値のあるFX口座ですので、がんばって乗り越えてください。
「アクティブトレーダーコース」は取引手数料あり
サクソバンク証券は、「スタンダードコース」と「アクティブトレーダーコース」の2種類があり、後者のアクティブトレーダーコースの場合は取引手数料がかかってしまいます。
アクティブトレーダーコースは大口取引をするプロ向けのものなので、FX初心者〜中級者の方はスタンダードコースがおすすめです。
口座種別はスタンダードコースに標準設定されていますので、そのまま利用すれば問題ないですよ。
また、サクソバンク証券はかつて口座維持手数料がかかる(180日間取引がない場合)というデメリットがありましたが、2017年6月19日から無料化されました。
サクソバンク証券の評判・口コミ
以下、実際にサクソバンク証券でFX取引している方からの評判・口コミです。
通貨ペアが充実している点が良かったと思います。
サポートに関しては長時間の対応が可能でしたので、不明点を埋めていく部分において利点を感じました。取引制限がない部分も魅力です。
(性別:男性 年齢:40代 職業:会社員 FX投資歴:1~3年)
テクニカル分析的なツールがいろいろ利用できます。チャートと一緒に利用しています。
あと、通貨ペアがすごく多いです。これが一番特徴的かな。チャンスは広がりますね。
北欧系の銀行が親会社だそうで、ネット情報では信頼感ある感じの会社です。欧州では人気らしいです。
取引画面がスタイリッシュで私はけっこう気に入ってます。
(性別:男性 年齢:40代 職業:会社員 FX投資歴:5~7年)
ヨーロッパで大変評価が高い、FX証券会社です。見た目、機能共、大変スマートな売買ツールなので、口座開設し、運用している、という行為そのものに満足します。
(性別:女性 年齢:40代 職業:会社員 FX投資歴:1~3年)
引用元:価格.com
取引ツールがスタイリッシュだと、確かにモチベーションが上がりますよね
サクソバンク証券 まとめ
- 月曜午前3〜4時から取引できる
- 窓埋め&暴落対策にも最適
- 1000通貨単位から取引可能
- 取引ツールが本格仕様
一通りFX取引の仕方を身につけて「他のトレーダーに差をつけたい!」という場合、サクソバンク証券はこの上なくおすすめ!
一度サクソバンク証券で雇用統計発表時や窓埋めトレードをしてみると、そのスゴさが実感できますよ。
ただ、サクソバンク証券は使いこなすのが少し難しいため、初めて開設する口座には向きません。
初心者の方は、「おすすめFX会社ランキング」も参考にしてみてくださいね。