【FX】マージンコール・追証とは?強制ロスカットを避ける2つの方法

FXのマージンコールとは? FX用語

マージンコールとは、一定以上の損失が出た場合、FX会社がトレーダーに「そろそろ口座のお金が少なくなってきましたよ〜」「早めに追加の入金をしてください」と警告する仕組みのこと。

FX会社によっては「アラーム通知」「追証(おいしょう)」などの名前で呼んでいる場合もあります。

各FX業者では、口座にある金額以上に損失が出ないよう、このマージンコールやロスカットなど私たちトレーダーの資産を守るための仕組みを設けているのです!

マージンコールとロスカットの違い、マージンコールが来たときの対処法も解説していきます。

マージンコールとロスカットの違いとは?

マージンコール =「イエローカード」

マージンコールはあくまで警告であり、サッカーに例えるとイエローカードの状態です。

FX会社に登録しているメールアドレスに通知がきたり、取引画面上で通知が表示されたりします。

例えばSBI FXトレードの場合、以下のような文面でメールが届きます。

アラームのお知らせ

〇〇〇 〇〇 様

お客様のお取引につきまして、証拠金維持率が100%を下回りました。

証拠金維持率が当社規定の50%を下回りますと、全ての建玉が決済(ロスカット)となります。
また、新規注文を発注することはできません。

詳細については、お取引画面の「口座状況」をご確認ください。

ご不明な点がありましたらホームページをご覧ください。

FXトレードNewsのエフ男
エフ男

仕事中にこんなメールきたら、完全にガクブルしちゃいますね…

その後対処すると、次のようなメールが届きます。

取引必要証拠金不足額解消のお知らせ

〇〇〇 〇〇 様

お客さまにおかれましては、証拠金規制の判定において発生しておりました
取引必要証拠金不足が解消されましたのでご通知申し上げます。

取引必要証拠金不足の解消はお取引画面の「口座情報」にてご確認ください。
解消されている場合、「取引必要証拠金不足額」が「-(ハイフン)」の表示となります。

ロスカット =「レッドカード」

一方ロスカットの場合は、一発退場のレッドカード。強制的にポジションを決済されてしまいます。

FX会社によってはマージンコール自体がなく、いきなり即退場となる場合もありますので注意が必要です。

ロスカットの意味・仕組みについては、「【ロスカットとは?】FXでの大損や破産を防ぐための大切な仕組み」をチェックしてみてくださいね。

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通知されたらどうしたらいい?解決策は?

FX業者からマージンコールが通知された場合、証拠金維持率を高める必要があります。

証拠金維持率とは、実際に取引している金額に対して占める純資産額の割合のこと。

各FX会社では、この証拠金維持率をもとにマージンコールやロスカットの基準を設けているのです。

証拠金維持率を高める方法は、以下の2通り。

  1. FX口座に入金して証拠金額を追加する
  2. ポジションの一部を決済(損切り)する

このとき追加する証拠金を追証(おいしょう)と言います。

FXトレーダー エフ男
エフ男

「追加証拠金」の略なのに、「ついしょう」じゃないんですね

初心者の場合はむやみに証拠金を増やさず、思い切って一部のポジションを決済してしまうのがおすすめです。

FX口座に入金して一時的にロスカットを回避できたとしても、その後さらにマージンコールが発生する場合もあります。

損切りできずに証拠金を追加すると、かつての私のように…

マージンコール発生→証拠金追加→マージンコール発生→証拠金追加→最終的にロスカット

…というドロ沼に陥る可能性もありますので、潔く損切りのタイミングを見極めるのも大切です。

「損切りがなかなかできない」「タイミングが分からない」という方は、「損切りできない人必見!大損回避のタイミングをホリエモンに学ぶ」のページを参考にしてみてください。

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また、理性的に損切りをしてくれる自動売買(システムトレード)に頼ってしまうのも一つの方法です。

自動売買については「FXの自動売買は初心者でも儲かる?メリット・デメリットは?」にて詳しく解説しています。

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マージンコールを無視するとどうなる?

マージンコールを無視してさらに損失が大きくなった場合、FX業者から恐怖のロスカット(強制決済)をされてしまいます。

私たちの意思に関わらず、ポジションを強制的に決済(反対売買)されてしまうのです。

ロスカットの基準は、FX会社によって異なります。自分でロスカット基準を設定できるFX会社もありますので、ご自身の口座がどういう基準を設けているのかチェックしてみてくださいね。

FX会社のロスカット基準一覧

以下は、代表的なFX会社のロスカット基準です。

外為オンラインのように、ロスカット基準がコースによって異なる場合もあります。

外為オンラインでは最小取引単位およびロスカット基準によって4つのコースが用意されていて、好みのものを選択できます。

外為オンラインのコースの違い

上の画像は外為オンラインの口座開設フォームのものですが、「L25Rコース」と「L25Rminiコース」のロスカット値は証拠金の100%、それ以外のコースは20%となっており、証拠金を判定する頻度も異なります。

まとめ

  • マージンコール=FX業者からの警告
  • マージンコールはあくまで警告、ロスカットは一発退場
  • 無視してさらに損失が拡大するとロスカットされる可能性が高まる

おまけ:映画マージンコール YouTube動画

映画「マージンコール(Margin Call)」の関連動画です。

ちなみにこの映画「マージンコール」は2008年の世界金融危機が舞台になっているのですが、本来マージンコールを通知する側の銀行が逆に突きつけられてしまうことがタイトルの由来となっています。

FXトレードNewsのエフ男
エフ男

映画の方のマージンコール情報を求めていらっしゃった方も、ぜひこの機会に一緒にFXを始めちゃいましょう!

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