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ポンド/円の特徴は?今後の為替見通し・予想、お得にFX取引する方法

イギリスポンドの見通し 為替見通し

ポンドとは、イギリスで使用されている通貨のこと。FXの管理画面では、通貨コード「GBP」の3文字で表示されています。

GBP」=Great Britain Poundの略。
ちなみに、ポンド(£)より下にはペンス(P)という単位もあります。
ポンド円投資家
エフ男

イギリスってユーロ圏の国じゃなかったっけ?

イギリスはEUに加盟(2020年1月31日に離脱)していたものの、当時からユーロ(EUR)は導入しておらず、現在も国独自のポンドを使用しているんですよ。

以下、ポンドの特徴・為替見通しについて詳しく解説します!

ポンド(GBP)・イギリスの特徴はこんな感じ

大きな特徴は「変動率の高さ」

ポンドはボラティリティ(変動率)が高いため、投機目的で人気の通貨。ポンド/円では、なんと1日に3円ほど動くこともあるのです!

ポンド投資家 エフ男
エフ男

それだけポンド/円は、稼ぐチャンスがたくさんあるってことですね!

ただ、稼ぐチャンスが多いと同時に損失の可能性も大きくなりますので、初心者は米ドル/円などメジャーな通貨ペアでしっかり練習してからの方がおすすめですよ。

元首相・現首相について

かつて要人発言などでポンドが急落した際は、イギリスの元首相であるテリーザ・メイ氏の名にちなんで「メイのバカっ!もう知らないッ!」というジブリ名作風のツイートがTwitter上に溢れかえることが多々ありました。

ポンド投資家 エフ男
エフ男

メイ元首相もたまったもんじゃないですな

ええ、まさにこんな感じだと思います。

GBP/JPYトレーダー
エフ男

「首相辞めてやったぜぇ〜!!!www」って声が聞こえてきそうだなぁ…

メイ氏は首相を辞任し、2019年7月23日にボリス・ジョンソン氏が首相に就任しました。

エフ男
エフ男

よく「イギリスのトランプ」って例えられてますけど、適切すぎてワロタ

2022年9月6日からは、ジョンソン政権で外相を務めていたリズ・トラス氏が大統領に就任。

2022年10月25日からは、元財務相のリシ・スナク氏が大統領に就任しています。

EU離脱(ブレグジット)までの流れ

近年イギリスで話題となっていたのは、EU離脱問題。

2019年1月15日、英下院でEU離脱に関する採決が行われ、賛成202票・反対432票という歴史的な大差で否決されました。イギリス史上において、こんなにも大差で政府案が否決されたのは初めてのこと。

その後もずっとゴタゴタが続いており、離脱時期は10月末まで延期されることになっていました。

欧州連合(EU)は英国のEUからの離脱時期を10月末まで再延期することを決めた。

ひとまず、英国がEUと何の取り決めも結ばないで離脱する「合意なき離脱」による混乱は回避した。

が、しかし!結局さらに2020年1月末まで延長されることに。

EUは29日、英国の離脱期限を最長で20年1月末まで延ばす手続きを正式に終えた。

そしてついに、2020年1月31日にEUを離脱したという流れです。

イギリスは31日、47年間にわたって加盟してきたEU=ヨーロッパ連合から離脱します。2016年の国民投票以来、イギリスでは、離脱の条件などを巡る激しい議論によって政治や社会が混乱しましたが、離脱が実現することで大きな転換点を迎えることになります。

出典:NHK NEWS WEB(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200131/k10012266561000.html)

ちなみにイギリス関連のニュースでは「ブレグジット(Brexit)」という単語がよく使われますが、Britain(イギリス)とExit(退出)を組み合わせた造語です。

ポンド/円(GBP/JPY)の現在・これまでの推移

リアルタイム為替チャート

ポンド/円のリアルタイム為替チャート(5分足)です。この後過去10年間のチャートも用意していますので、まずは今現在の為替レートをチェックしてみてくださいね。

過去10年の為替チャート

ポンド円10年間のチャート

【↑チャートをクリックすると拡大できます】

過去約10年間(2010年1月〜2020年4月)のポンド/円の推移です。

直近では2020年1月30日にイギリスの政策金利据え置きの発表を受け急騰しましたが、その後ジワジワ下降。2020年3月18日に急落しました。

外国為替市場では、英ポンドが対ドルで下落した。英国時間11時半の時点では、前日の16時時点に比べ0.0100ドルのポンド安・ドル高の1ポンド=1.1910~20ドルだった。金融市場の動揺が続くなかで投資家が運用資産を売って現金化するのに伴い、ドル需要の堅調さが続くとの見方からポンド売り・ドル買いが出た。

エフ男
エフ男

2020年3月は、色んな通貨ペアが乱高下しまくってましたね

年月123456789101112
20245.255.255.255.255.255.255.255.00
20233.504.004.254.254.505.005.005.255.255.255.255.25
20220.250.500.750.751.001.251.251.752.252.253.003.50
20210.100.100.100.100.100.100.100.100.100.100.100.25
20200.750.750.100.100.100.100.100.100.100.100.100.10
20190.750.750.750.750.750.750.750.750.750.750.750.75
20180.500.500.500.500.500.500.500.750.750.750.750.75
20170.250.250.250.250.250.250.250.250.250.250.500.50
20160.500.500.500.500.500.500.500.250.250.250.250.25
20150.500.500.500.500.500.500.500.500.500.500.500.50

こちらはイギリスの政策金利の推移。2018年8月利上げされ政策金利0.75%をキープしていましたが、経済対策のため2020年3月に0.10%まで緊急利下げされました。

イギリス以外の政策金利については、「各国の政策金利 推移一覧表」をご覧ください。

各国の政策金利 推移一覧表 〜FXでの活用法もわかりやすく解説〜
そもそも政策金利とは?なぜFXで重要なの? 政策金利とは、中央銀行が一般の銀行に融資するときの金利のこと。景気が良い場合は高くなり、景気が悪くなると低くなります。 各国の中央銀行(日本だと日本銀行)が定期的に発表しています。 エフ男 政策金...

今後のポンド/円の見通し・予想は?

2022年10月、みんなのFXはポンド/円の今後を以下のように予想しています。

2022年後半のポンド円は、トラス政権の政策とBOE(イングランド銀行)の金融政策に絡んだ相場が予想されます。トラス政権の目玉となる大型減税と規制緩和による経済活性化がマーケットの鍵となりそうで、中期財政計画の発表と規制緩和の具体策が注目点となります。財政規律を懸念する内容となれば、政権支持率低下につながり、再びポンド相場が軟調な動きとなることをも考えられます。現在イギリスは歴史的な高インフレが続いており、BOEが定めるインフレ目標2%を大きく上回っています。先の減税策が更なるインフレを助長するとの見方があり、トラス政権がBOEの政策実効性を乏しくしている点は否めません。BOEがインフレ抑制のため大幅利上げに踏み切るとの声もあり、両政策運営が異なった方向を向いているという点は抑えておきたいです。 こうしたことから、ポンド相場の大きな値動きが続き、短期トレードのチャンスも多いと考えられます。対ドルでは下落からひとまず回復基調にありますが、ポンド/円は本邦為替介入の実施もあり一方的な円安・ポンド高が進みづらいと考えられます。市場参加者の思惑が交錯する中で、大きな値幅の中で材料に振らされる展開を想定したいです。ただ、日銀の大規模な金融緩和は引き続き円安要因とみることができ、材料を見極める必要はありますが、ポンド/円が大きく下落する場面では下値を丁寧に拾っていく戦略に妙味があるかもしれません。

今現在のレート確認する場合は、先ほどのポンド/円リアルタイムチャートへどうぞ!

ポンド/円 スプレッド&スワップポイント比較表

エフ男
エフ男

早速ポンド円の取引してみたいんだけど、どこのFX会社が有利なんかなぁ?

ポンド/円のスプレッド&スワップポイント比較表を用意しました。

FX会社スプレッドスワップポイント詳細
みんなのFX0.8銭155円詳細
LIGHT FX0.9銭155円詳細
外為どっとコム0.9銭155円詳細
トライオートFX1.0銭155円詳細
アイネット証券2.0~5.2銭155円詳細
ヒロセ通商0.9銭70円詳細
スプレッドは2023年6月、スワップは2023年1月情報更新。スプレッドは各社原則固定・例外あり(ヒロセ通商、アイネット証券は変動制)。

ポンド/円でおすすめのFX口座はコレだ!

比較表の通り、ポンド/円でスプレッドが狭くてお得に取引できるのはみんなのFXです。

エフ男
エフ男

みんなのFXなら少額(1000通貨)から取引できるし、ポンド初心者でも安心ですなぁ

その他、ポンド/円以外のスプレッド&スワップポイントについては、「スプレッド比較表」「スワップポイント比較表」をチェックしてみてくださいね。

ポンド(GBP) まとめ

  • ポンド(GBP)はイギリスが使用している通貨
  • ボラティリティが高い通貨のため、初心者は特に慎重な取引を!
  • ポンド/円の取引ではみんなのFXがお得