通貨ペア数 | 19ペア |
最小取引単位 | 1000通貨(※2) |
取引手数料 | 無料 |
取引ツール | |
スプレッド | |
スワップポイント | 非公開 |
画像出典:じぶん銀行FX
ネット銀行系のFX口座って、スプレッドが広くて取引コストが高いことが多いみたいだけど…じぶん銀行はどうなのかな?
じぶん銀行は「じぶん銀行FX」というFX口座を取り扱っていますが、やはり他のネット銀行系のFX口座(PayPay銀行など)と同じく取引コストが多くかかります。
特にこれから初めてFXをする場合は、みんなのFX・LIGHT FX・ヒロセ通商などより好条件で取引できる口座を利用するのがおすすめですよ。
以下、じぶん銀行FXの初心者では気づきにくいデメリットを暴露していきます。
必ずチェック!じぶん銀行FXの大きなデメリット 3つ
スプレッドが広く、条件によってさらに広がる
じぶん銀行FXの公式サイトには、取引手数料について下記のような説明があります。
手数料はすべて無料、米ドル/円のスプレッドは2銭
初心者の方は取引コストがかからないと勘違いしてしまいそうですが、この「スプレッド」こそがFXの実質的な手数料。
じぶん銀行FXは他社よりもスプレッドが広いため、取引コストが高くなってしまいます。
米ドル/円のスプレッド0.3銭の口座も多いなか、2.0銭はかなり高いですね…
ちなみにこちらは「通常」コースの場合ですので、少額取引できる「ミニ」コースはさらに広がります。
また、じぶん銀行FXのスプレッドは適用時間が短いため、早朝などの時間帯はもっとスプレッドが広がっている可能性が高いです。
公式サイトには、気づきにくい場所にひっそりとこんな注意書きがあります。
上記スプレッドの適用時間は、9:00~翌4:00となります。
なるべく取引コストを抑えたい場合は、じぶん銀行FXは利用しない方がいいでしょう。
スプレッドが狭くて低いコストで取引できる口座は、下記のページにて紹介しています。
FX経験者に選ばれていない
じぶん銀行FXの公式サイトには、下記のような宣伝文があります。
10人中9人がはじめてのFXでした
「初心者でも使いやすい」という意味に捉えてしまいそうですが、決してそういう理由ではないでしょう。
なぜなら、じぶん銀行FXは知名度も非常に低く、メリットも少ないFX口座。経験者があえて利用する意味が全然ないのです。
むしろ、FX口座の比較対象から弾かれていることがほとんどなので、じぶん銀行がFX口座を取り扱っていることさえ知らない人の方が圧倒的に多そうっすね
恐らくじぶん銀行FXは、じぶん銀行の利用者かつ投資初心者をターゲットにしているため、デメリットに気づかず取引を始めてしまう人が多いのではないかと思います。
もしあなたがじぶん銀行の利用者で、
- 銀行口座の取引画面にFXの広告を見る
- FXに興味を持つ
- なんとなくじぶん銀行で取引を始める
というネット銀行系のFX口座で王道のカモられパターンにまんまとハマっているとしたら、きちんとデメリットも把握しておきましょう。
ただし、デメリットを把握したらじぶん銀行FXで取引する気は完全に失せると思うので、把握したところで結局は時間のムダづかいかもしれません。
早々に別のFX口座を選択するのが賢い選択です。
スワップポイントが非公開、カレンダーもなし
じぶん銀行FXでは、スワップポイントを公式サイト上で公開していません。
スワップポイントとは、2国間の金利差によって得られる利益のこと。スプレッドと並んでFX口座を選ぶときの大切な点です。
スワップポイントが好条件なFX口座は、公式サイト上でも「これでもか!」というほどにプッシュして公開していますので、じぶん銀行FXについては期待しない方がいいでしょう。
スワップポイントが特に好条件でないFX口座でも、透明性の確保のためにスワップポイントカレンダーというものを公開していますが、じぶん銀行FXはそれさえもしていません。
一時的に好条件であっても、急に悪条件にされてしまう可能性もありますので注意が必要です。
スワップポイントをきちんと公開している&好条件なFX口座は、下記のページにて紹介しています。
じぶん銀行をおすすめしないその他の理由
ミニコースでは1回に9000通貨までしか注文できない
じぶん銀行FXではミニというコースが用意されていて、少額(1000通貨)で取引ができます。
ただし、ミニコースでは1回あたり9000通貨までしか取引できないため、FXに慣れてきたらすぐに物足りなくなってきてしまうでしょう。
もし少額取引したい場合は、やはり他の少額対応のFX口座を利用するのがおすすめです。
少額取引に対応しているFX口座ついては、下記のページをご覧ください。
じぶん銀行FXのリアルな口コミ・評判
以下、じぶん銀行FXのリアルな口コミ・評判です。
じぶん銀行に口座を開設すると途端に公式がFXや競馬やボートレースをガンガン勧めてくる
貯金させる気が無いどころかマイナス
— ななよう (@nanayoh) May 10, 2019
やっぱり銀行口座の利用者をターゲットにしてる感じなんですね…
じぶん銀行FXの新アプリ見やすくなったんだけど、建玉照会とサマリを切り替えないと下部分が更新されない…
旧アプリは、ここがリアルタイムで動くけど…来年の旧アプリ終了までには改善して欲しい pic.twitter.com/9jFGSVQJtv
— 🦅KEI♪虫の変人🦋 (@KEI_PHOTO916) December 14, 2018
じぶん銀行FX…今からトルコリラ取扱開始?と思いつつも
いきなり"取扱中止"のアナウンス出てて何がしたいんだと思った月曜日の朝…
(アプリ自体は昨日の更新だから昨日からなのかな…)
スワップどれくらいか見てないけどどうせ美味しくないだろうな…— 風呂屋♨ (@furobot) September 10, 2018
SP7とか
じぶん銀行FXクソ過ぎるよな
ドル円ですら3だし
ミニでやってるから高いにしても
— ぷ〜どる (@Poodle5ds) July 11, 2018
auじぶん銀行でステージ上げのために毎月FXするのはオススメしませんね。
ドル円スプレッド2銭(←かなり高い)なので毎月1,000ドルの売買をしたら20円損失。年間コスト240円。
仮に預金10万円の人は、じぶん銀 金利0.2%で年間受取利息160円(税引後、概算)。
利息がFXコストで吹っ飛び本末転倒💔 pic.twitter.com/EfPBNSChN2
— えまっち💰ポイ活銀行員 (@ematty_investor) October 9, 2021
もはや全然利用価値ない感じでわろた
じぶん銀行はFX以外の取引サービスもあるが、しかし…
「WealthNavi for auじぶん銀行」もおすすめできない
じぶん銀行はFXのほか、ロボアドバイザーのWealthNavi(ウェルスナビ)と提携してWealthNavi for auじぶん銀行というサービスも展開しています。
本家のWealthNaviとは、どこがどう違うの?
こちらも銀行口座の利用者をターゲットにしているためか、本家を上回るメリットはないどころか、デメリットの方が目立ちます。
例えば、本家のWealthNaviは運用期間に応じて手数料の割引が受けられる「長期割」というサービスがありますが、WealthNavi for auじぶん銀行では受けられません。
また、本家では「マメタス」というおつりの積立サービスが利用できますが、じぶん銀行では利用できません。
もしWealthNaviを始めたい場合は、本家の方を利用することをおすすめします。
「外貨預金」は手数料が非常に高い
じぶん銀行では外貨預金もできますが、こちらは全くおすすめできません。
じぶん銀行に限らず、外貨預金ではFXとは比にならないほどの超高額な手数料が発生してしまうため、よく分からずに始めると大損してしまう可能性も高いです。
FXでも、レバレッジを上手く調整すれば外貨預金と同じ仕組みで資産運用ができます。
じぶん銀行FXだけじゃない!その他のネット銀行にも注意
おいおいおい〜、じぶん銀行!投資初心者をカモってんじゃないよ、まったくぅ
なんだかじぶん銀行FXだけ悪者みたいな内容になってしまいましたが、ネット銀行がオマケっぽく運営しているFX口座は、こういった初心者では気づきにくいデメリットが潜んでいる場合が多いので注意が必要です。
じぶん銀行FXのほか、ネット銀行が運営しているFX口座については下記のページをご覧ください。
じぶん銀行FX まとめ
- スプレッドが広いうえ、9:00~翌4:00はさらに広がる
- FX経験者には選ばれていない
- 1000通貨取引できるが、1回に9000通貨までしか注文できない
- FX以外の投資でもメリットが薄い
上記の点を踏まえると、じぶん銀行FXは決しておすすめできるような口座ではありませんし、初心者の場合は特にジワジワと損し続ける可能性が高いので注意が必要です。
これからFXを始める場合は、より有利な条件で取引できて、初心者でも使いやすい下記の口座がおすすめです。
それぞれの違いについては、下記の比較ページも参考にしてみてくださいね。
せっかくFXを始めるなら、安心して使える口座で取引したいですね!