通貨ペア数 | 14ペア |
最小取引単位 | 1万通貨 |
取引手数料 | 無料 |
取引ツール | |
スプレッド | |
スワップポイント | 非公開 |
画像出典:ソニー銀行
ソニー銀行のMONEYKitって、FXもできるみたいだけど…他のFX口座と比較してどう違うのかな?
ソニー銀行に限らず、ネット銀行が運営しているFX口座は、投資初心者が気づきにくいデメリットが潜んでいることが多いので要注意!
恐らくソニー銀行で銀行口座を利用している初心者が、「FXもできるのかぁ〜。ちょっとだけやってみようかな」的に始めるのを狙っているのだと思いますが、他のFX口座に比べ不透明な部分が多々ありますし、全くおすすめできません。
ソニー銀行に何か恨みでもあんの?ってくらい、色々とぶっちゃけてますね
ソニー銀行自体に全く恨みなどはないのですが、もしあなたがこれからFXを始めるのならみんなのFX・LIGHT FX・ヒロセ通商など下記のページで紹介しているより有利な条件のFX口座をおすすめします。
以下、ソニー銀行のFXや外貨預金をおすすめしない理由について解説します。
「MONEYKit」とは?「ソニー銀行」とはどう違う?
そもそも、「MONEYKit」って一体なんなの?「ソニー銀行」とは別モノなのかな?
MONEYKitとは、ソニー銀行のサービス名。
ソニー銀行としては、組織名は「ソニー銀行」、サービス名は「MONEYKit」と使い分けかったようですが、MONEYKitの名前はあまり浸透しておらず、そのままソニー銀行と呼ばれることが多いです。
ほんなら、以下わかりやすいように「ソニー銀行」で表記を統一して解説してちょ
ソニー銀行(MONEYKit)のFX口座 5つの注意点
少額取引できない
ソニー銀行では、少額取引はできません。最小取引単位が1万通貨のため、米ドル/円の取引に最低でも4〜5万円ほどの資金が必要です。
ソニー銀行はさらにロスカット基準が厳しい(証拠金維持率80%)ため、最低でも10万円以上は入金しておかないとまともに取引できないでしょう。
もしなるべく少額からFXを始めたい場合は、1000通貨対応のFX口座がおすすめ!
1000通貨単位なら、ソニー銀行の10分の1である4000〜5000円ほどの少額から取引できます。
他社の約10倍の取引コスト(スプレッド)が発生
ソニー銀行は公式サイト上で大々的にスプレッドを公表していませんが、他社に比べて非常に悪条件です。
スプレッドとはFXの実質的な取引コストのことで、ソニー銀行のように「取引手数料0円」を謳っているFX口座でも別途差し引かれます。
一般的なFX口座では、公式サイト上にわかりやすくスプレッドが明記されているのですが、ソニー銀行はレート一覧だけ載せて初心者では勘違いしやすい形でひっそりと公開されています。
しかも、スプレッドは「銭」単位で表記されるのが一般的ですが、ソニー銀行は条件が悪いのを誤魔化すためか「円」単位で表示しています。
ソニー銀行のスプレッドは米ドル/円で0.030円、つまり3銭もかかります。
0.3銭のFX口座も多いんで、ソニー銀行では10倍の取引コストが発生するわけですね…
FXの経験者なら、このスプレッド表記の仕方や数値を見ただけで
「ソニー銀行のFX口座を使ったらカモられる!=ε=ε=ε=((┌ ^ω^)┘ シュタタタ〜」
…とシッポを巻いて退散することでしょう。
安心してFX取引をしたいのであれば、ソニー銀行のFX口座は利用しないことをおすすめします。
より低コストで取引できるFX口座は「スプレッド比較表」で紹介しています。
スワップポイントも好条件とはいえない
ソニー銀行は、スワップポイントも特に好条件とは言えません。
スワップポイントとは2国間の金利差によって得られる利益のことで、スプレッドと並びFX口座を選ぶ際の超重要ポイントです。
ソニー銀行のスワップポイントはこちらからご覧いただけますので、「買」のスワップポイントを他社のスワップポイント比較表と見比べてみてください。
キャンペーンの条件も「初心者をカモる系」
ソニー銀行はキャンペーンの条件も非常に分かりづらく、ぶっちゃけ初心者を騙す系です。
例えば、期間限定(といいつつずっと継続中)のキャンペーンでも、下記のような記載があります。
合計5,000取引単位以上~10,000取引単位未満の場合 選べるe-GIFT4万円分プレゼント
一見、「5,000通貨取引するだけで、4万円分もギフト券もらえちゃうの?!」なんて思うかもしれませんが、その下に薄くて小さな文字でこんな注意書きがあります。
1取引単位は、通貨ペア1万通貨単位です。
ふざけんじゃないよ!最初から「5,000万通貨」って書いとけよって感じっすね
初心者がいきなり5,000万通貨も取引したら、ほぼ確実に4万円以上の損失を出すのでご注意ください。
前述の通り、ソニー銀行は取引コストがめっちゃ高いため、4万円どころの損失では済まないでしょう。
初心者へのサポート(セミナーなど)が不十分
トレイダーズ証券「みんなのFX」など、初心者向けの無料オンラインセミナーを開催しているFX口座も多いですが、ソニー銀行は開催していません。
ソニー銀行ではFXには力を入れておらず、あくまでもオマケ的な扱いって感じなんですかね
まぁそれだけならいいんですが、利用者がFXに詳しくなるとソニー銀行のデメリットに気づいてしまうからというのも大きいでしょう。
無料でセミナーを受講できるFX口座は、下記のページにて紹介しています。
ソニー銀行(MONEYKit)の外貨預金は手数料が高い
ソニー銀行では外貨預金もできますが、こちらも全くおすすめできません。
ソニー銀行に限らず、外貨預金では超高額な手数料が発生するため、よく分からずに始めると大損してしまう可能性も高いです。
外貨預金こそ、投資初心者をカモる系金融商品の代表格です。
ソニー銀行(MONEYKit) まとめ
- 取引コスト他社の約10倍
- スワップポイントもあまり高くない
- 無料セミナーなども開催していない
「なんとなく」でソニー銀行でFX取引してたら、大損こいちゃうところでしたわ
実はソニー銀行だけでなく、PayPay銀行や住信SBIネット銀行などもそうなのですが、ネット銀行系のFX口座は気づきくいデメリットが潜んでいる可能性が高いので要注意です。
より有利な条件で取引できるFX口座については、「おすすめFX口座ランキング」にてご確認ください。