通貨ペア数 | 20ペア(※1) |
最小取引単位 | 1000通貨 |
取引手数料 | 無料(※2) |
取引ツール | |
スプレッド | |
スワップポイント |
追記:2023年9月、株式会社FXプライムbyGMOは、GMOコイン株式会社を存続会社として合併しました。これからFXを始めるのであれば、別のFX口座をおすすめします。
FXプライムbyGMOって、メリット・デメリットはどんな感じかいな?「GMO」がついてるから、なんだか有名なイメージだけど…
FXプライムbyGMOのメリットのひとつは、1000通貨単位で取引可能なこと。一般的なFX会社では最低でも約4万円の資金が必要ですが、約4000円という少額から取引できるのです!
少額から取引できるのは、初心者にはめっちゃ嬉しいですね
ただし!少額取引をする場合は訳アリな事情があるため、別の1000通貨対応のFX口座の方がおすすめです。
FXプライムbyGMOの会社の方に見つかったらブチ怒られてしまうかもしれませんが、気になるデメリットについても詳しく解説します。
FXプライムbyGMOのデメリット 2つ
- 1万通貨未満の取引では手数料が発生
- 時間帯によってスプレッドがかなり広がる
1万通貨未満の取引は手数料あり
多くのFX会社で取引手数料は無料となっていますが、FXプライムbyGMOは1万通貨未満の取引だと1通貨あたり片道3銭の手数料が発生します。
1通貨あたり片道3銭ですので、1000通貨の取引では決済も合わせると60円もの手数料が発生してしまうのです!
なんと…!少額取引できるのは嬉しい限りですが、この辺りはぜひ無料化してほしいものですね…
新規・決済を合わせると2000通貨の場合は120円、9000通貨では540円もの手数料が発生しますので、1万通貨未満の取引ではFXプライムbyGMO以外の口座を利用することをおすすめします。
1000通貨単位で取引可能&手数料無料の口座には、みんなのFX・LIGHT FX・ヒロセ通商などがあります。「1000通貨対応のFX口座一覧」にて、それぞれのメリット・デメリットを比較しつつ紹介していますのでぜひご覧ください。
ちなみに、自動売買のちょいトレFXでは1万通貨未満でも取引手数料無料です。
時間帯によってスプレッドがかなり広がる
FXプライムbyGMOでは上記の取引手数料のほか、他の口座と同じくスプレッドもコストとして差し引かれます。
FXプライムbyGMOは、米ドル/円スプレッドが午前9時~翌午前4時までかなり広がるので注意が必要です。
(FXプライムbyGMOはスプレッドが頻繁に変更となるため、具体的な数値については公式サイトをご覧ください。)
また、10万通貨超の取引ではさらに拡大するため、前述の取引手数料を考慮すると米ドル/円の取引をする場合は1万〜10万通貨の間にしておくとお得です。
ただし、FXプライムbyGMOは約定率が高いので、デイトレードやスキャルピングで好んで利用しているトレーダーさんもいるんですよ。
いくらスプレッド幅が狭くても、全然約定しなかったら意味ないですもんね
FXプライムbyGMOのメリット 5つ
FXプライムbyGMOの特徴・メリットは、主に以下5点!
- スキャルピングも公認している
- チャート分析ツール「ぱっと見テクニカル」が超便利
- 自動売買「ちょいトレFX」も利用可能
- 情報提供力が高い
- 無料オンラインセミナーも開催
- メキシコペソの取り扱いもあり
スキャルピングを公認!約定率もバツグンに高い
FX会社ではスキャルピング(超短期売買)を禁止しているところも多く、場合によっては口座凍結されてしまうこともあります。
しかし、FXプライムbyGMOはスキャルピングも公認しているのです!公式サイトには以下のような記載があります。
当社で取引を行うプロトレーダー達はいわゆる「スキャルピング」取引を行うお客様が多く、そのプロトレーダー達が取引を行う上で最も重要視するのが「約定力」です。
「約定力」が低いFX会社で取引を行うと、約定拒否(約定しない)されたり、意図しないレートで約定(スリッページ)したりするため、スキャルピングトレーダーが取引で利益を出すには「高い約定力」が必須条件となります。
FXプライムbyGMOでは、プロトレーダーも認める約定力で取引できます。
スキャルピング取引や、乱高下を繰り返すような局面において、FXプライムbyGMOの完全約定は、お客様の思い通りの取引を強力にサポートします。
出典:FXプライムbyGMO公式サイト
スキャルピングを公認している会社はFXプライムbyGMOのほかヒロセ通商などごく一部で、知らずに短時間での売買を繰り返していると口座凍結される恐れもあるため要注意です。
FXプライムbyGMOは約定率にも定評があるためスキャルピングにもおすすめ…ではあるのですが、ぶっちゃけたところスキャルピングをするのであればヒロセ通商の方が使いやすいでしょう。
それは完全にぶっちゃけすぎですな
ぱっと見テクニカルが超便利
FXプライムbyGMOでは、オリジナルツール「ぱっと見テクニカル」が利用できます。
その名の通り、初心者でもぱっと見でテクニカル分析ができてしまうという優れモノなのです!
過去の値動き(最大12年分)から、現在の値動きと似ている時期を自動で探し出し、為替予想を一致率とともに提示してくれます。
「テクニカル分析について勉強したけど、あんまり自信ないなぁ」という初心者の方は、自分の分析結果とぱっと見テクニカルを照らし合わせてみる or 最初からぱっと見テクニカルに頼ってしまうのがおすすめですよ。
自分の分析結果と照らし合わせながら使えば、テクニカル分析の練習にもなるっすね
わりと中上級者向けの仕様が多い印象のFXプライムbyGMOですが、こうした初心者向けツールも充実しています。実は口座開設者のうち、約63%がFX初心者なんですよ。
ちょいトレFX(自動売買)も利用できる
FXプライムbyGMOでは、ちょいトレFXという自動売買も利用可能!こちらも1000通貨単位で取引可能なので、約4000円ほどで自動売買が始められます。
そもそも、「自動売買」ってなんなの?
自動売買については、ぜひ「FX自動売買とは?」をご覧ください。
ちょいトレFXでは自身でストラテジーを組むこともできますし、「ストラテジー広場」という場所から好みのストラテジーを選ぶこともできます。
こちらがちょいトレFXのストラテジー広場。画面上部のメニューから通貨ペアや投資スタイル(短期・中期・長期)を絞り込んでの検索も可能です。
自分でプログラミングなどをする必要は一切ないので、初心者でも気軽に始められますよ。
自動売買に慣れてきて「自分でもストラテジー作ってみたいなぁ」というときも、ちょいトレFXなら簡単!
ストラテジーを作成する際に「かんたんに作成する」と「詳細条件から作成する」の2種類から選ぶことができます。
こちらが「かんたんに作成する」場合の作成画面。取引タイミングは「トレンド転換(移動平均線)」「トレンドフォロー(モメンタム、ボリンジャーバンド)」「レンジ(RSI)」から選ぶだけでOK!
テクニカル分析についてある程度知識があれば、それこそ簡単に作成できるって感じですね
情報提供力が高い
情報提供力が高いのも、FXプライムbyGMOの大きな特徴。
単なるニュース情報はグローバルインフォ24とMarketWin24の2社のみなのでさほど多くはないのですが、取引に役立つオリジナルコンテンツが多数用意されています。
マイページにログインすると、戦略・レポートや最新ニュースなどがズラリと一覧表示されてとっても便利です。
中上級者向けの無料セミナーも充実
無料セミナーを開催しているFX会社は多くありますが、FXプライムbyGMOではオンラインで受講できるのが魅力的。
会場型のセミナーを開催しているFX会社もありますが、開催場所は東京がほとんど。一方FXプライムbyGMOでは、都合のいい時間にいつでも受講可能です。
ライブ配信の場合はチャットで講師に質問もできますし、口座を持っていれば会員ページで過去のセミナー動画も視聴できますよ。
わざわざセミナー会場に行かなくてもいい&いつでも受講できるのはありがたいなぁ〜
他社では「FXとは?」みたいな初心者向けのセミナーがほとんどですが、FXプライムbyGMOは中上級者向けのセミナーも充実。一通りFXの仕方が分かって、「もっと上達したい!」という場合にもおすすめです。
講師はFXプライムbyGMOのシニアお客様コンサルタント、小杉 篤諭(こすぎ とくゆ)氏など。
また、FXプライムbyGMOは毎週金曜の21:30~22:30にラジオNIKKEIで「夜トレ!」という番組も放送しています。
のーでぃ、マスクしてても可愛ええなぁ〜
トルコリラ&メキシコペソの取り扱いもあり
スワップポイント運用で人気の通貨、トルコリラや南アフリカランドを取り扱っている会社は割と多いんですが、メキシコペソはそこまで多くないんですよね。
しかし、FXプライムbyGMOではメキシコペソも取り扱っているため、万が一トルコリラや南アフリカランドが暴落してしまった場合も、メキシコペソでリスク分散ができるというわけです。
FXプライムbyGMOの取引ツール・アプリ
PC取引ツール「PrimeNavigator」
FXプライムbyGMOの取引ツール「PrimeNavigator」は、業界トップクラスの機能性!
ただ、機能性が高すぎて初心者の場合は使いこなすのがちょっと大変かな?といった印象です。
初心者の場合はブラウザ版(ダウンロードしないタイプ)の方がおすすめですよ。
スマホ&iPadアプリ「PRIMEアプリS」
スマホ&iPadアプリ「PRIMEアプリS」には、PC取引ツールと同じく18種類のテクニカル指標などが搭載されています。
PRIMEアプリSにはレート通知・レート変動幅通知・経済指標通知の3つの通知機能が搭載されており、取引のタイミングを逃さずに済みます。
ずっとチャートを気にしていなくてもいいので、これはとっても便利ですね
以前までは「外為ウォッチ」という通知専用アプリがあったのですが、2019年3月29日(金)でサービス終了し、先ほど紹介したPRIMEアプリSに統合されました。
前までは、「外為ウォッチから通知が来る→外為ウォッチで確認する→PRIMEアプリSに移動して取引する」という面倒なステップを踏まなければいけなかったのですが、現在はその必要がなくなりより便利になりました。
FXプライムbyGMOのキャッシュバック・キャンペーン
FXプライムbyGMOでは、ときどき期間限定で最大1万円などのキャッシュバック・キャンペーンを開催しています。
もし公式サイトを覗いてみてキャンペーンを開催していたら、チャンスを逃さず口座開設しておくのがおすすめですよ。
最新のキャンペーン情報は、FXプライムbyGMO公式サイトで確認してみてくださいね。
FXプライムbyGMOでは「選べる外為オプション」も利用可
FXプライムbyGMOでは「選べる外為オプション」というバイナリーオプション口座も利用可能!
バイナリーオプションについては一時休止していたのですが、2015年4月に再開されました。
バイナリーはあんまり興味ないんだけど…勝手に同時開設されちゃうのかな?
そんな場合も大丈夫!選べる外為オプションを利用するには、最初にFXプライムbyGMOの代表口座を開設→その後オプションの利用申し込みというステップが必要なため、他のFX口座のように「FX口座を開設したら、勝手にバイナリーも開設されてた…」ということもなく安心です。
FXプライムbyGMOとGMOクリック証券の違い
そういえばGMOクリック証券も「GMO」が付いているけど、FXプライムbyGMOとどこがどう違うの…?
たまにはいい質問をしますね、エフ男くん。GMOクリック証券との比較表を用意しました。
運営会社 | GMOクリック証券株式会社 | 株式会社FXプライムbyGMO |
通貨ペア数 | 20ペア | 20ペア (ちょいトレFXは14ペア) |
最小取引単位 | 1000通貨 | 1000通貨 |
自動売買 | なし | あり |
取引ツール | ||
スプレッド | ||
スワップポイント | ||
公式サイト | GMOクリック証券 | FXプライムbyGMO |
FXプライムbyGMOとGMOクリック証券は、現在は両方ともGMOインターネット(東証一部上場企業)のグループ企業になっていますが、元々は全くの別会社だったのです。
現在も会社自体は別々で、FXプライムbyGMOは「株式会社FXプライムbyGMO」、GMOクリック証券は「GMOクリック証券株式会社」が運営しています。
元々FXプライムbyGMOは伊藤忠商事株式会社の子会社で、2012年にGMOインターネットのグループ企業になったという流れです。
FXプライムbyGMOの会社概要は、下記の通りです。
会社名 | 株式会社FXプライムbyGMO (英訳名:FX PRIME by GMO Corporation) |
---|---|
登録 | 関東財務局長(金商)第259号 |
資本金 | 1億円 |
所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス(地図) |
そんなこんなで、同じGMOが付く会社でも微妙に取引条件が異なっているんですね
GMOクリック証券の方がスプレッドなどの条件は上回ってはいるのですが、FXプライムbyGMOのようなチャート分析ツール(ぱっと見テクニカル)や自動売買(ちょいトレFX)などの便利ツールは提供しておらず、また無料セミナーなども開催していません。
GMOクリック証券の強みはスプレッドの狭さ、FXプライムbyGMOの強みは約定力の高さや便利ツールの充実度だといえるでしょう。
ちなみにFXプライムbyGMOもGMOクリック証券も、過去にそれぞれ違う理由で行政処分を受けています。
FXプライムbyGMOの行政処分(業務改善命令)の内容は下記の通りです。
[東京 20日 ロイター] – 関東財務局は19日、外国為替証拠金取引のウェブサイト等の広告で著しく事実と異なる記事を掲載したとして、FXプライムbyGMOに業務改善命令を出した。
関東財務局の発表によると、同社の外国為替証拠金取引システムは、成り行き注文の際に顧客が発注した時点から約定処理がなされる時点までの相場変動による価格差(スリッページ)を排除できない仕様となっているにもかかわらず、広告などで「スリッページなし(0%)、A社調べ」と事実に相違する表示を行っていた。
GMOクリック証券についての詳細はこちらをご覧ください。
FXプライムbyGMO まとめ
- スキャルピングを公認している
- チャート分析ツールや通知アプリが超便利
- 自動売買「ちょいトレFX」も利用できる
- 無料オンラインセミナーも開催
FXプライムbyGMOは情報提供が非常に充実しており、無料オンラインセミナーなども開催しているので、持っているだけで得する口座です。
特にチャート分析ツールや通知アプリは最高ですね
ぜひ実際に利用してみて、自分に合っているかどうかを試してみてくださいね。